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い、生きてます…ってことで生存報告。
もう少ししたら『MONSTER』のオールキャラ絵をアップできそうです。描くのが遅いのではっきりいつとは言えませんが、今は鉛筆でぬりぬりしている最中。総勢16人+1匹の大所帯で、一人で途中絵を眺めてはニンマリしています……。
あーモンスタキャラは誰もがいとおしい。みんな大好き!と思いながら楽しく描いてますです。


■キャラ語りに文章を追加


テンマ先生語りに考察を追記しました。文を付け足してから結構経っているのでもう読んだ方もいるかもしれませんが、一応念のため。


この追記、キャラ語りその5で書いた「ヨハンはテンマにとって命の平等を象徴する存在」という考えと矛盾するようですが、どちらもテンマの本心だと思っています。ヨハンは悪魔でもあり、天使でもあるという。


■ラフマにハマる


『のだめ』の影響でラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ばっかり聴いています。クラシック自体にはあまり興味がなくて、漫画を読んでいた時もCDを聴こうとまでは思わなかったのに、ドラマで聴いて一気にハマりました。どことなく映画音楽っぽいので取っ付きやすいのかも。第1楽章の冒頭はとにかく格好良いし、主題の盛り上がるところも大好きです。第2楽章はピアノが綺麗で癒される……。


今のところ、アシュケナージ盤とリヒテル盤を聴きました。やっぱり演奏や指揮・オケによって全然違うんですね。ピアノの一音でさえまったく違う。アシュケナージはキラキラした心地いい音、リヒテルはドラマチックで激しい印象を持ちました。今度はツィマーマン盤を聴いてみたい。


のだめオケのLIVE・CDも発売されましたね。欲しい…!


■虹の女神


のだめの上野樹里つながりで映画『虹の女神』を観てきました。『のだめ』の時はほにゃららした変態を見事に演じている樹里ちゃんですが、『虹の女神』では等身大の女の子で、変態のへの字も見当たりませんでした。すごい女優さんです……。
他では妹役の蒼井優ちゃんがよかったです。彼女が登場すると、空気が変わるんですよ。映画にやさしいアクセントを付けていて巧いと思いました。


岩井俊二監督のプロデュースだったからか、不安定で綺麗な映像が岩井監督らしかったですね。最後の切ない余韻は岩井監督の映画『LoveLetter』に通じるものがあるかも。


あおいが撮ったという設定の劇中劇もお気に入り。古びた映像とBGMのホルストの『木星』が、あおいの切なさとあいまって、後からじんときました……。
劇中劇の内容が本編の主題とつながっているというのは、『MONSTER』の『なまえのないかいぶつ』もそうですね。巧く使えば作品に深みが出るのが劇中劇の面白いところです。


どうでもいいですが、市原隼人君が私とまったく同じ携帯を使っていたことが一番の驚きでした……。劇中何度も出てきて、しかもけっこう重要な使いどころで終始気になってしょうがなかった……。あの携帯じゃ多分あんなふうに綺麗に虹は撮れないというツッコミはダメですか(笑)


■返信(反転して見てください)


拍手を押してくださった方、ありがとうございます!


>11月4日にメルフォからメールくださった方
返信レスが遅れて申し訳ありません…!
MONSTERマンガ、おもしろいと言っていただけて嬉しかったです。テンマとヨハンのキャラが思いっきり別物なんで見てもらう者としては不安でしたが(^^;
のだめは1巻だけとのことですが、続きも面白いですよ。とくに5巻からの展開がおすすめです。


>11月19日に拍手からコメントくださった方
嬉しいコメントありがとうございます~! MONSTER感想は思ったことを好き勝手に書いているだけですが、そういった言葉をいただけてとても励みになりました。

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[エンタメ]映画・ドラマ | 22:28:38 | コメント(0) | ▲TOP

ドラマ見ましたー。面白かった…! いきなりプラハが出てきたのにはビックリしましたが。チェコー!


↓↓↓原作既読なので、以下はネタバレかもしれません。ドラマのみの方はご注意ください。


テイストはやっぱり電車男でした。飛行機が明らかに模型だったり(笑)このいいかげんさがくだらなくて良いです。ギャグのテンポはまだいまいちなところもあるけれど、これからこなれていくことに期待。


上野樹里ののだめはハマリ役ですね。喋り方が思ったより拙いのがやや不満なくらい。ピアノを弾くシーンでは猫背になっていたり、のだめらしくてよかったです。ゴミ部屋にあったプリごろ太のぬいぐるみにニヤリ。
玉木宏の千秋は外見が素敵。黒髪・白シャツ・エプロン姿は萌えました…。トリマー姿も。ただちょっと棒読みなのと、場面場面で説明しすぎる台詞なのが惜しい。


初回はのだめ千秋先輩にフォーリンラブ♥までかなーと思ったらミルヒーまで登場して、かなり詰め込んだ印象でした。まあ、この回はキャラ紹介なんでしょうね。峰(髪もっと短くしてもいいのに)や真澄ちゃん(どこから見ても真澄ちゃんでスゴイ)、清良(ドラマじゃ同じ音大なんですね)、鈴木姉妹、大河内君(笑)、桜ちゃんまで脇キャラがもれなく登場していて、キャラ探しが楽しかったです。ダーティーペアも出てたかな? 黒木君も見たかったけど…今後登場はある?


ただ竹中直人のミルヒーはやっぱり微妙。アレはうさんくさすぎる(笑) せめて指揮の時は格好良く演じてください…。ヴィエラ先生はなぜおじいさんに? ミルヒーとのシーンは描かれるんでしょうか。
西村雅彦の谷岡先生もイメージと違う。原作の先生はハリポタのルーピン先生にちょっと似ていて好きなんです……温厚そうで実はタヌキってところがほんとにツボで。ドラマは柔らかさが足りない。
豊原功補のハリセンは関西弁が苦しいですが、ジャンピングしての登場には笑いました。漫画より激しい人に…! 早くのだめとのやりとりが見たいです。かおりさんも出てくるのかなー?(江藤夫婦大好き)


原作ファンとしてはツッコミどころがたくさんありますが、充分楽しかったので次回も視聴決定。
ニナ・ルッツ音楽祭→学園祭ラフマニノフ→のだめ半覚醒→ハリセンの心がっちり→コンクル!のエピソードが好きなので、この辺がドラマでどう描かれるのか楽しみです。ムキャ。

[エンタメ]映画・ドラマ | 20:11:41 | コメント(2) | ▲TOP
「ターミネーター2」がフジテレビでやっていましたね。
十年以上も前の作品ですが、あの頃でこのCG映像はやっぱりすごい。

1も2もしょっちゅう放送されますが、そのたびについつい観てしまうほど
「ターミネーター」は好きです。

ただし3は観ていません。
監督がジェームズ・キャメロンではないし、1、2とはコンセプトが違うと
思うので。
評価もあまりよくないようですしね。

一番好きなのは1です。
無敵の機械人間がどこまでも追ってくるという本能的な恐怖と
未来から来た戦士カイル(マイケル・ビーン)とヒロインサラ(リンダ・ハミルトン)の
ラブロマンスの描写が、B級映画ながらも素晴らしくて引き込まれてしまいます。
同じくキャメロン監督の「タイタニック」を観ると、
ルーツは「ターミネーター1」にあるんだなあと実感。

2では、恐怖の要素は減ったものの、新型T-1000(ロバート・パトリック)との戦いや、
人類の救世主となるジョン(エドワード・ファーロング)と
ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)の触れ合いが
1とは違ったおもしろさを生み出しています。

敵としてはどんなに恐ろしいターミネーターも、
味方になれば頼もしくどこかコミカルなキャラクターになるのが楽しい。
ジョンと接しターミネーターが「人間らしさ」を理解していくところも2の見所。
これによってラストシーンが胸に来るんですよね。

シュワちゃん演じるターミネーターやジョン、T-1000など
ぴったりのキャストもあって、
極上のエンターテイメントとして楽しめる映画です。
劇場未公開シーンのある特別編もおすすめ。


12月11日には「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(TTT)も
放送するそうで楽しみ。
本当はSEEだともっと嬉しいんだけど。
いや、DVDは持ってるからいいんだけど、ビデオにも録りたいので(笑)
予告にもファラミア出してくださいよ、フジテレビ……。
[エンタメ]映画・ドラマ | 23:42:00 | コメント(5) | ▲TOP
その2では詳しいエピソードを。
ネタバレ満載なのでご注意ください。



****************************



「無償の愛」がテーマと言われるこの作品。
シャンドライを愛したキンスキーは、彼女に愛されたい、振り向いてもらいたい
と切望したはずです。
自分が出来ることが何かを考え、不器用な彼は自分の財産を投げ打って
彼女の夫の保釈金に充てるという選択をします。
そんなことをすれば夫は彼女のもとへ戻ってきてしまうのに、迷いすら感じさせ
ないキンスキー。
神父の「命を失う者が救われる」という教えが彼の唯一の希望だったのでしょう。
救われる為、彼女の愛を欲するが為に、自分の命であるピアノまで売ることを
厭わなかったと。

だからこれは彼女の愛を得るための行動であり、本当の意味での「無償の愛」
ではないのだけれど、結果としてそうなってしまっているところに彼の苦悩が
見えてきます。

その行動のきっかけ、キンスキーがシャンドライに告白してからがこの映画の
本当の始まりと言っていいでしょう。
いつも屋敷でピアノを弾いているばかりのキンスキーが外出するところを
螺旋階段の上から偶然見かけるシャンドライ。
意外なあまり、掃除に使っていた白い布巾を落としてしまう。
白い螺旋階段の間を白い布がひらひらと落ちていき、最後はキンスキーの
頭へ。
それまでシャンドライを見つめる側だったキンスキーが、初めて見つめられる
側になった場面。
シャンドライとキンスキーの関係を象徴するために、螺旋階段を巧く使った
このシーンはこの映画の中でも印象深いです。



この映画での音楽は、単なるBGMではなく、登場人物たちの生き方、
背景にも及ぶ重要なファクターとして使われています。

対照的な二人は好む音楽も対照的。
ピアニストのキンスキーは毎日クラシック曲を弾き、屋敷には彼の奏でる
ピアノの音が響き渡る。
その音色は静かで悲しそうなものばかり。

アフリカ出身のシャンドライは明るいアフリカンポップスを好んで聴き、
キンスキーの奏でるピアノを理解できない。
いつも屋敷の上から聴こえてくるピアノの音を消すかのように、自分の
部屋にいる時はラジカセを鳴らしている。
音楽を聴きながらゲイの友人と楽しそうに踊るシーンを観ても、音楽は
楽しむもの、という彼女のスタンスが見えてきます。

そんな相容れない二人の関係が変化の兆しを見せるのが次のシーン。
シャンドライに恋したキンスキーは、彼女をイメージし、彼女への想いを
込めた曲を作曲します。
今までの静かな曲とは一変し、テンポの速い情熱的な曲。
彼の部屋で掃除機をかけていたシャンドライもいつもと違うことに気付き、
掃除機を止めて身体を揺らしながら聴き惚れてしまう。

この曲を弾きながらシャンドライを見つめるキンスキーの表情が、ピアノの
旋律とともに秘めた情熱を見せ、たまらないのです。
音楽によって二人の心の接近を描いた、この映画らしい素敵な場面です。



どの出演映画を観ても実感するのですが、デヴィッド・シューリスという役者は
繊細な演技が本当に巧いですね。

ピアノを売ってしまう直前に開いた最後のピアノの演奏会。
シャンドライを想ってピアノを弾くのだけれど、当の本人はそこにいない。
悲しそうな表情を浮かべながらもただひたすら彼女のためにピアノを
弾き続ける彼の姿。

出所した夫を屋敷のシャンドライの部屋に泊めてもいいかと彼女に
訊かれ、一瞬間を置いてから辛さを抑えるかのように頷くシーン。
「(夫は)尊敬できるいい人なんです」と彼女に言われた後、うつむいた
時の寂しそうな表情。

また、神父と酒を交わしたバーからの帰り、翌朝には着くであろう
シャンドライの夫のことを考えて彼女の灯りの点いた部屋を見つめる
彼のやるせない表情。

台詞の少ないこの映画の中でも特に少ないキンスキーですが、
シャンドライから一歩引いた所にいながらも、
これらのシーンで彼女への想いが切々と伝わって来るんですよね。
表情から、声音から、しぐさから。
改めて良い役者さんだと思いました。



夫が戻ってくる前夜、キンスキーへの恋心を身体で自覚したシャンドライ。
ここから一連のシーンがこの映画の真骨頂でしょう。
彼女が夢見つつに自身の身体をまさぐるこのシーンではキンスキーの
あの曲が流れ、彼女が夫ではなく、キンスキーを欲しているのだと
わかります。

シャンドライがキンスキーへの手紙を持って彼の寝室へ忍び込むシーンへ。
先ほどと変わり、BGMもなく聴こえてくるのは彼の寝息とシャンドライが動く
かすかな音だけ。
キンスキーの靴を脱がし、彼のシャツのボタンを外した彼女はそっと彼の
傍に横たわる。
足をゆっくり絡めると、彼の長い足も彼女に触れ……。
静かな静かな場面ですが、二人の想いがようやく重なったこのシーンは
過剰な演出もなくただ見とれるばかりでした。



そしてラスト。
それまで美しい物語を堪能していたのに突き放されるような終わり方で
賛否両論だそうですね。
観る側にゆだねるということなんでしょうが、彼女はベッドを降りたのだし
夫を選んだのでしょう。
キンスキーを振り払う手にも意志が込められていましたしね。
ただ言えることは、彼女がどちらを選ぶにせよ残酷なことには変わりはなく、
痛みと切なさが伴うのは間違いないということです。

キンスキーに思い入れのある自分としては辛いのですが、この映画が
単純なおとぎ話にならずに済んでいるのもこのラストのおかげかも
しれません。
あの最後があるからこそ、二人の日々がとりわけ眩しく切ないものに
思えるのかも。




余談ですが、キンスキーのその後。
家族が「キンスキーさん、生活能力なさそーだし、この後自殺しちゃいそう…」
なんてのたまってくれましたが、いえいえ、私はそんなこと信じません。

劇中、人前で演奏するのは嫌だと言っていたけれど、財産を売り払って
しまったので仕方なくプロの音楽家としてやっていくんじゃないかと。
子供たちに教えるような微々たる仕事ではなくてね。
それで脚光も浴びたりして。
あの神父さんも勧めていたし、あの人がまた仲介しそうな気もするんです
が……だめですかねえ。コネもありそうなんだけど。

ただそうなるとキンスキーのピアノを真剣に聴いていたあの金髪の女の子は
悲しむかな。遠い存在になっちゃったって。

………妄想話、失礼しました。



関連記事:
シューリス見たさに「シャンドライの恋」 その1

シューリス見たさに「ネイキッド」
映画「アズカバンの囚人」 ルーピン先生語り
[エンタメ]映画・ドラマ | 20:40:00 | コメント(2) | ▲TOP

「ネイキッド」に続いてビデオ鑑賞。
その1ではネタバレなしの感想で。
上のタイトル通りデヴィッド・シューリス目当てで観たのですが、映像、音楽、演出、ストーリー、すべてが美しく、ラストまでずっと引き込まれた映画でした。

原題 Besieged
監督 ベルナルド・ベルトルッチ
脚本 ベルナルド・ベルトルッチ クレア・ペプロー
原作 ジェイムズ・ラスダン
撮影 ファビオ・チェンケッティ
音楽 アレッシオ・ブラド
出演 サンディ・ニュートン デヴィッド・シューリス クラウディオ・サンタマリア
ジョン・C・オイワン マッシモ・デ・ロッシ シリル・ヌリ ポール・オスル

あらすじ:夫を政治犯として投獄され、アフリカから逃亡したシャンドライ
(サンディ・ニュートン)。
彼女はローマに渡り、医学生として学ぶかたわら、イギリス人
ピアニストのキンスキー(デヴィッド・シューリス)のもと住み込みの
使用人として働く日々を送っていた。
キンスキーは親戚の遺産を引き継ぎ、ピアノを弾くだけの毎日。
孤独な彼はいつしかシャンドライに恋をし想いを彼女にぶつけるが、
シャンドライは彼を拒絶、叫んでしまう。「愛しているなら私の夫を
獄中から出して!」と。
その日からキンスキーは彼女を愛しているような素振りも見せず、
どこかへ外出するようになり、屋敷の調度品も日を追うごとに減っていく
のだった。
キンスキーの変化により次第に彼に惹かれていくシャンドライだが……。
ストーリーはシンプルで2時間にも満たない短い映画です。

しかし、アフリカの力強い音楽やクラシックのピアノを物語の中で巧妙に
組み込んだ効果的な音楽、主な舞台になるキンスキーの屋敷にある
螺旋階段の美しさ、ハンディカメラで登場人物を追うように撮った不安定な
映像など、数々の仕掛けが見事な調和を生み出し、独特で他に
類を見ない美しい映画になっています。


また、主人公の二人が対照的なのもこの映画の要素のひとつ。
ヒロインのシャンドライはとってもキュート。
どこか幼さの残る顔立ちで、美人というわけではないけれど
自分の感情に素直な彼女は生き生きとして好感が持てます。
衣装とヘアスタイルも似合っていて可愛らしいです。

対するキンスキーは冴えない中年男だけれど、繊細で不器用。
最初は幼稚な行動で不審な人物として描かれていたのですが、
だんだん明かされていく無垢で一途な姿に惹かれました。
シャンドライへの想いを託してピアノを弾いている時のキンスキーは
情熱的で、普段とは違う彼の様子に目を見張ります。

外見、性格、生き方と、何もかもが違うこの二人を、台詞を抑え静かに
描いたこの作品。
主人公二人の間に常に漂う官能的な空気は不思議な魅力があります。

シューリスだけのために観たのですが、ぜひ映画館で観たかった映画です。
全体的に淡々とした描写なのですが、ラストへ向かって二人の関係が
近づくにつれ、想いが画面から溢れてくる切ない恋愛映画でした。
ピアニストらしい指の長い綺麗な手も見られるのでシューリスファンなら
必見です。


関連記事:
[エンタメ]映画・ドラマ | 01:17:00 | コメント(3) | ▲TOP
振り返りジョニーさん
製作 サイモン・チャニング・ウィリアムズ
監督・脚本 マイク・リー
撮影 ディック・ポープ
音楽 アンドリュー・ディクソン
出演 デヴィッド・シューリス/レスリー・シャープ/カトリン・カートリッジ/グレッグ・クラットウェル/クレア・スキナー
93年カンヌ国際映画祭 監督賞・主演男優賞(シューリス)受賞



映画アズカバンでルーピン先生役のデヴィッド・シューリス熱が
高まり、TSUTAYAで借りて観てしまいました、ネイキッド。

店内をウロウロして探し回ったら置いてあった場所がなんと
エロティックコーナー。
ビデオを手にとって見るとパッケージもすごーく怪しい……。
男女が絡み合ってるし、しかもそれ主演のはずのシューリス
じゃないし。
シューリスは小さく顔が映ってるぐらいの扱いでした。何故?
R指定だし、キャッチコピーもサディスティックジョニーがどーのこーの
なんてのがつらつらと書かれてあって、その時は借りるのを
ためらってしまいましたよ、ええ(苦笑)
でもその後ネットでネイキッドのジョニーの写真を見て
やっぱり観たい!と我慢できずに思い切って借りてみました。
↓↓↓以下ネタバレですのでお気をつけください。




**************************




シューリス演じるジョニーは見事にダメ男。
職もなく、車を盗み、昔の恋人(ルイーズ/レスリー・シャープ)
のもとへ転がり込んでも彼女の同居人(ソフィー/カトリン・カートリッジ)
と平気で寝るような男。
そんな奴でも、何かを求めるかのように街を彷徨い、行く先々で
知り合いでもない人間に自説の終末論を喋り倒す様子は
厭世的でありながらどこかおかしく、どこか憎めない。

過激な暴力シーンもあるものの、話の核はほとんどジョニーの
台詞だけで非常に淡々と進む。
その台詞が本当に凄い。あの抽象的刹那的な言葉の数々が
とにかく早口で捲くし立てられるところは圧巻の一言。
マイク・リー監督は脚本自体がないとネットで見たんですが…
本当でしょうか?
だとしたらシューリス凄すぎる。

終盤、怪我を負ったジョニーが、再びルイーズのアパートに戻る。
その時のジョニーとルイーズのバストイレでのシーンが一番印象的。
警備員のブライアンが仕事中にしていた機械でのチェック確認の
行為を、ジョニーがトイレクリーナーを使ってルイーズの手と額に
「ピッピッ」と真似するんですね。この行動がすごくナチュラルでした。
ルイーズは当然なんでそんなことをしたのかわかっていないから
ちょっと照れたような困惑した表情を浮かべる。
このシーンでこの二人、とくにジョニーをかわいい……と思ったのは
私だけでしょうか?(笑)
束縛が嫌いで、でも人には関わらずにはいられない性分で、
他人の気持ちなんて考えられないダメ男だけど
こういうところがモテる原因なのかなあ……などと思ってしまいました。

もちろんシューリスの外見も大きいですね。
無造作な前髪や長くてすらりとした首、長いコートが映える
高身長など格好良すぎ。
そして何よりも、あの手!あの指!
ホントに綺麗ですよね……
あんな少女マンガのヒーローみたいな指の持ち主が現実にいるなんて
驚きです。
こういう外見だから、ジョニーのような役でもあまり嫌味がないというか
下品にならずに済んでいるところもあるんでしょうね。


ラストは足を引きずりながら独りアパートを出るジョニーの姿。
弱さとしぶとさ――そんなことが心に浮かんだラストシーンでした。
ジョニーと同じように退廃的で快楽だけに生きている男ジェレミー
(グレッグ・クラットウェル)の描写といい、人間が抱えている孤独、
現実への不安や逃避などを一歩外から映し出し、不思議な
余韻を残した作品でした。



ところで、最初のほうでジョニーが「昔狼人間だったんだ」と
発言した時はビックリ。なんて偶然……!
ジョニーの前世はルーピン先生だったのか―――!



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シューリス見たさに「シャンドライの恋」 その1
[エンタメ]映画・ドラマ | 22:06:00 | コメント(0) | ▲TOP
青い鳥(6)
本当にショックです。この訃報から時間が経ちましたが、未だに信じられません。

私はこの方が脚本を手がけたドラマ、特に「青い鳥」が好きです。
一人の男が自分の居場所を見つけるまでの10年間が描かれ、美しい映像と音楽、そして同名の童話をなぞらえた脚本が際立ったドラマでした。


主人公理森(豊川悦司)は、人妻のかほり(夏川結衣)と
その娘の誌織(鈴木杏)を連れて故郷を離れますが、
逃避行の末にかほりは二人を残して自殺します。
その後、残された登場人物たちは葛藤し続け、いつしか自分自身を
見つめていくことになります。

このドラマは二部構成ですが、個人的には「残された人々」の苦しみと
それからを描いた二部が好きです。
ネットで見た限り少数派のような気もしますが……。

この物語を書かれた野沢さん本人が自殺という選択で亡くなられたことは
本当に残念です。

それでも、青い鳥は私が今までに見たドラマの中でも間違いなく別格で、
それはこれからも変わりないでしょう。

ご冥福を心よりお祈りいたします。
[エンタメ]映画・ドラマ | 14:05:00 | コメント(3) | ▲TOP

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