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2005年07月の記事

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「三匹のかいぶつ」のりゅかさんから萌えバトンなるものが回ってきました。本や音楽のみならず萌えまでがお題になるとは世界は広いなぁ。
これにかこつけて自分の中の萌えを思う存分吐き出してみようと思います。


お題の性質上、痛い回答になることは必至ですので、この手のものが苦手な方はスルーでお願いします。

■属性を正直に告白せよ(妹属性とかメガネ属性とか)


とにかく頭のいい人に萌えます。
先生(ルーピン先生、スネイプ先生「ハリポタ」/テンマ「MONSTER」)、博士(フランツ・ボナパルタ「MONSTER」)、軍師(シュウ、マッシュ「幻想水滸伝」)などなど。


さらに、外見に無頓着だったりシンプルな糸目だったりと一見冴えないのに実は切れ者という意外性のある人にものすごく弱いです。普段飄々としているのに、いざという時に格好良かったりするともうメロメロ。
「ベルセルク」のセルピコ、「銀英伝」のヤン・ウェンリー提督、「幻水1」のグリフィス・「幻水2」のフィッチャーの天立星ズなんてたまらんとです。ルーピン先生も意外性のある人ですね。
黒目黒髪、甘党、変人だとさらに○。(ああ、これって「デスノート」のLじゃないですか)


内面的には、いつも葛藤していたり、何かを背負っていたりと悲愴感のある人にときめきます。こういう人から漂う色気は尋常じゃないと思う。(上記の人たちに加えて、ファラミア「LotR」、月渓「十二国記」などですね)


上に挙げたのは単体のキャラ萌えの場合ですが、他には特に萌える関係というのもあります。それは、双子や姉弟を見守る大人の男というシチュエーション。
これってまんま「MONSTER」(ヨハンとニナとテンマ)ですね。「見守る」というとちょっと語弊がありますが、3人の因果な関係に惹かれます。
幻水2の主人公とナナミ(この二人は血のつながらない姉弟だけれど実際は双子に近いと思う)、軍師シュウの関係もこれに当てはまると思っています。逃亡イベントやグッドEDではこの人たちに心を揺さぶられました。


その他箇条書き。一人称「私」。鎖骨。首筋。骨張った細長い指。渋い親父。男装の麗人。年齢差。身長差。実の兄妹。愛と憎しみは紙一重。


結論。萌え属性多すぎ。


■萌え衣装を答えよ(メイド服とか背広とか)


制服(とくに駅員)、軍服、スーツ、ロングコート。きりりとした格好はそれだけで萌えます。
あとはボタンを少しだけ開けたスタンドカラーのシャツとか。


■萌え小道具を答えよ(包帯とか首輪とか眼帯とか銃とか)


ハーモニカ。自転車。花。童話。星。
銃、剣、日本刀。手錠、足錠。鎖。鍵。
チョコレート。(ルーピン先生限定)


■萌え仕草を答えよ(受でも攻めでもどっちでもいい。ときめく仕草)


本を読む。書き物をする。
髪を梳かす。手をつなぐ。きつく抱きしめる。
ピアノを弾く。ネクタイを片手でほどく。
敬礼する。銃を構える。剣を高く掲げる。


でもいちばんは柔らかな笑顔。
静かでやさしい仕草が好きです。


■萌え場所を答えよ(海とか山とかその二人がここにいると最高にいいっての)


水辺のある街。夕陽が綺麗だったりするとなお良し。海や湖、川そのものにというより、風景として好きです。
駅、電車、線路。この3つはセットで大好き。たぶんドラマ「青い鳥」や「千と千尋の神隠し」の影響が強いのかも。
階段。学校の図書室。神社の境内。森。
乙女が原。(ドラマ「青い鳥」限定) 一度は行ってみたいなぁ。


■バトンを回す5人


バトンのお題がお題なだけに、簡単には回せないな~(^^;
ってことで受け取りたい方はお気軽にバトンを持っていってください。その時はコメントやトラバをお願いしますね。


追記:
バトンを受け取ってくださった方、ありがとうございました。

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[エンタメ]アニメ・漫画 | 18:13:23 | コメント(10) | ▲TOP

これまで悪役然としていた赤ん坊やペトル・チャペックが人間らしい脆さをさらけ出す展開。バスタブから流れる大量の血で暗に描いた赤ん坊の死、レコードのノイズでチャペックが恐怖に陥ったことを示した演出は原作どおりですが、サスペンスとしての効果はそれ以上でした。

【あらすじ】
極右組織の幹部、「赤ん坊」は憂鬱な気分だった。組織の4人の統率者の内、亡くなった男の後継者には自分こそが相応しいと思っていたのに、実際にはその男の息子が選ばれたからだ。さらに意図の読めないヨハンの行動がそれに拍車をかけていた。彼は初めて「怖い」という感情を覚え、気持ちを紛らわせるためにストリッパーの女とひとときを過ごす。だが心を許したその女の手によって無惨にも殺されてしまう。
部下の赤ん坊が殺害されたことを知り、恐怖に怯えるチャペック。逃げるように車で山荘へ向かうが、疑心暗鬼に囚われ護衛の男を銃で撃ち殺す。平静を失ったチャペックを山荘で迎えたのは彼が最も恐れていたヨハンだった。ヨハンは言う。「僕の中の怪物……僕の中じゃなかった……」「外側にいたんだ………」「フランツ・ボナパルタは………生きているんでしょ?」と。

トルコ人街焼き討ち事件の時はなかなか憎らしいキャラクターだった赤ん坊も、この回を観るとただかわいそうで。
ヒトラーになりたかったなんて夢はさすがに同情しかねるけれど、ずっと孤独だったことをぽつりと話し、ストリッパーの女に本音を語る彼は単純な悪役ではありません。


それなのに、あの結末。
原作を読んだ時は見事に騙されました。あのストリッパーの女は本当は殺し屋だそうで、赤ん坊を殺した後のエレベーターでの冷たい表情が彼女の本当の素顔なんでしょう。


ということは赤ん坊との無邪気なやりとりもすべては演技だったということなんでしょうか。街角で売っていたアイスクリームをおいしそうに食べていたのも、赤ん坊がいつもの癖でお金を出そうとした時「いらないよ」って一度は去ったのも、ぜーんぶ演技? すごすぎる……。
殺しの標的の心を手に入れ、名前を得た後に殺害という手口は、相手の心に入り込んであやつるヨハンと似ているような気もします。


このアニメが贅沢だなあと思う要素のひとつがその豪華な声優陣。
ペトル・チャペックの声はTVチャンピオンのナレーションの人というイメージが強いので、あの冷静沈着な声が狼狽しているというのはけっこう新鮮でした(笑) さすがヨハンですね。(そっちへ行くか)


今回のメインと言えば赤ん坊のエピソードでしょうが、個人的にはもうひとつ、フランツ・ボナパルタの登場シーンです。
チャペックと握手をする手が綺麗だったり(思い込み?)、絵本を渡す仕草がやけに優雅だったり、声にも品格が漂っていたりともう満足ですよ。ヨハンの最後の台詞によって、物語の照準がいよいよボナパルタに向かっていきますが、次の次の回のボナ博士も楽しみです。


……と言いつつ、最後の決め顔のヨハンはちょっとだけ不満。表情は漫画のほうが好きです。台詞の間なんかはよかったんですけどね。
どうもアニメではヨハンを正面から描いた顔が不発(…といっていいのかわからないけど)のような気がします。アニメのほうが綺麗な顔だったりするシーンもたくさんありますが、ヨハンのここぞという表情の時は物足りない場合も多かったり。
ってなんか細かいこと言っていますが(笑)、これからクライマックスに向けてそういうシーンもばんばん出てくるのでスタッフさんには頑張っていただきたいです。

[MONSTER]アニメ他 | 23:34:50 | コメント(0) | ▲TOP

一見無関係な殺人事件もすべてはヨハンに収束していく。ヨハンの暗躍を直接的にではなく、外側から描いた話。

【あらすじ】
かつてリーベルト夫妻殺害事件を担当したヴァイスバッハ警部。定年前の最後の仕事が連続殺人犯ディンガーの移送だった。ディンガーはその際、殺人を厭わなくなったきっかけが双子の男の子の一言だったと話す。
一方、ギーレンは二人の囚人と面会していた。彼らもディンガーと同様、自己の主観に基づいて異常な犯罪を繰り返していたが、その動機に当てはまらない殺人もそれぞれ犯していた。ギーレンが追及した結果、ある人物が公園の砂場に名前を書いたのを見て啓示のように殺人を思い至ったと二人は一様に語る。
テンマ事件の鍵を握るとされる双子の兄妹と、ディンガーの言う双子が同一の存在であると気づいたヴァイスバッハはギーレンに話を持ちかけ、彼らは再度ディンガーの取り調べをすることに。ディンガーは、成長した双子の片割れである金髪の青年が、公園の砂場に名前を書いたことを心酔したように自白する。
犯人も動機も無関係に見えた殺人事件。それらはすべてヨハンが裏で糸を引いていたものだった。

この回に登場したレギュラーキャラと言えばギーレンさんと、回想では子供の頃の双子だけ。それ以外のゲストキャラでは、初期の頃にちょっとだけ出てほとんどの人は忘れていたと思われる刑事さんと、残るはヤバい人達といった面々。そういう意味では限りなく地味~な回でした。
いや、ギーレンさんはけっこう好きですけどね。カンニングの話も好きですし。でもやっぱりテンマ達がいないと盛り上がらな(ry


今回、要はヨハンの依頼殺人だったわけですが、相手に「殺して」と一言も言わず、砂場に名前を書くだけの行為で依頼が成り立つのがヨハンのすごいところ。第35話にもヨハンに心酔していた囚人が登場していたけれど、ヨハンは一瞬で犯罪者達の心をつかむことができてしまう。
ディンガーが「解放」されたというヨハンの一言「そんな人達……いらないよ」も、ヨハン自身がそう思っているわけではなくて、ディンガーの心を掌握するためだけの言葉のような気が。ヨハンにとっては他人が「クズ」だかなんてどうでもよく、彼が執着するのはアンナやテンマといった限られた人達だけなのだから。


しかしいつも思うのだけれど、ヨハンって彼のイメージに反してダイナミックで力強い字を書きますよね。整った綺麗な字をすらすらと書きそうなのに実際の字体は正直言って子供っぽい。こんなところにもヨハンの人物像が表れている……ということでしょうか。


以下は原作のネタバレです。反転して見てください。↓↓↓
ヨハンの依頼殺人といっても、実態はクリストフの醜聞隠しなわけですが。
クリストフのジーヴァーニッヒ財閥の収賄を告発しようとしていた男。
ギムナジウム時代にクリストフが妊娠させた女性。
そしてキンダーハイム出身のクリストフをジーヴァーニッヒの養子に斡旋した男。
これからやろうとすることを考えたら彼らは皆邪魔ですからね。結局ヨハンとクリストフの計画は頓挫してしまいますが。


しかしヨハンはクリストフに頼まれてやったのだろうか。犯罪者達を事実上あやつることができるヨハンが打ってつけだったということもあるんでしょうが、それがクリストフの尻拭いだったというのが何ともイヤだったりして。とくに女性に関しては完全にクリストフの後始末ですからね。うーん。
↑↑↑ここまでネタバレです。


EDの絵本がまた進みました。残るはあと一回分のみでしょうか? 次に絵本が進むタイミングが気になります。最終回で変わるのかな。……って絵本を観てたらもうすぐ終わりだという実感が湧いてきました…。早く最終回のシーンを観たい気持ちもありますが、終わったら寂しいだろうなぁ……。

[MONSTER]アニメ他 | 23:14:46 | コメント(2) | ▲TOP

一言で言うなら親子丼の回。第9話「老兵と少女」や第24話「男達の食卓」などと並んで食事シーンが印象的な話です。それにしても第9話の肉じゃが、今回の親子丼とテンマの作る料理はみんなおいしそう……。ていうかテンマが作るからおいしそうに見えるんですな。

【あらすじ】
マルティンの遺した言葉からペトル・チャペックを尾行するテンマ。警察の人間に追われ負傷したところを、ミランという男に助けられる。旧トルコ人街にあるミランの家では、人種も国籍も異なる人々がささやかに暮らしていた。笑い声に包まれた明るい食卓は、テンマにとって懐かしささえ覚えるものだった。
ミランはそんなテンマにペトル・チャペックの殺害を計画していることを打ち明ける。ミランがチャペックの亡命を手助けしドイツに呼び寄せたせいで、多くの命が失われてしまったのだと言う。テンマは殺害をやめるように説得するが、ミランの意志は固く、銃を手に部屋を出て行く……。
皆のために親子丼を作っていたテンマが見たのは、ある発砲事件のニュース。もうミランと食卓を囲むことは叶わない悲しい知らせだった。
そんな中、フランクフルトに来ていたニナもまたこのニュースを目にしていた。記憶に登場するメガネの男が画面に映っていたことに彼女は驚愕する。

最近の「MONSTER」は話の中心がフランクフルトに移っていますが、第15話から第17話までの、赤ん坊率いる極右組織が起こしたトルコ人街焼き討ち事件の時の舞台になった場所でもあります。
その時にテンマは車に轢かれたものの軽症で済んだといういきさつがあるわけですが、今回もまた車に轢かれながら捻挫で済んだという異常な運の強さを見せてくれました。まるでジーコJAPANのようです。


それはさておき。
テンマが誰かと一緒に食事をしたのはいつだろう?
過去を振り返ると、多分チェコでのグリマーさんとの食事が最後だったような。
ただもっと大勢の食卓となると、第24話「男達の食卓」での、ヘッケルなども加わった賑やかな野外の食事まで遡らなければならないのかも。あの頃のテンマは今ほど切羽詰まっていなかったなぁ……。


だけど最近の、髪を切る余裕もなければひげを剃る余裕さえもない彼はひどく痛々しい。ヨハンとその周囲の人間達を追跡することだけを考え、決着をつけようと思いつめているテンマにとって、今回の楽しい食事はひとときの安らぎだったんでしょうね。


「MONSTER」は「恐怖を描いた心理サスペンス」といった謳い文句が使われることが多いのですが、今回のような、テンマと旅先で出会う人々との温かい交流もこの作品から外せない要素です。優しさ、ユーモア、怒り、悲しみといったあらゆる感情が混ざりあって混沌としているのが人間。 MONSTERにおける食事シーンとは、そんな人間の「陽」の部分を描いているのではないかと思います。


ミランさんが明かしたペトル・チャペックとの関係。
テンマがヨハンを殺そうとしているのは、自分が怪物の命を救ってしまったという罪悪感から。ミランさんがチャペックを狙うのも、自分が悪魔を街に呼び寄せてしまったという罪の意識からです。


けれどただ一点で違うのは、ミランさんは「復讐」を果たすためでもあるということ。彼はチャペックに実の息子を自殺という形で殺されている。テンマはヨハンに対して憎しみの感情を抱いていない。抱くのは、罪の負い目と医者としての信念に対する葛藤であり、それは自己に向けられているだけ。
(原作ネタバレ→)だからテンマは再びヨハンを助け、ミランさんとは違う道を歩むことができたのかもしれません。ミランさんも復讐に執着せずに今の家族のことを一番に考えていれば……。(←ここまでネタバレ)


その他気になったことを箇条書き。

  • 走るの速すぎだよ冒頭のテンマ。
  • ミランさんの声はベテラン大塚明夫さん。渋い声での熱演がよかったです。
  • ベトナム人の女の子が「老兵と少女」の無口な女の子にソックリ。友情出演?とさえ思ってしまう。あっちはミャンマー人だっけ。
  • やっぱり子供たちにも名字を呼び捨てされるテンマ。外国ならそれもアリなのかもしれないけれど、日本人の感覚としては微笑ましい。
  • 子供たちにおやすみと言う時のテンマのポーズが原作と違って笑えます。
  • 紙飛行機を子供たちに作ってみせるテンマが相変わらずステキ。
  • ……しかし今回のテンマは妙にエロかった……。夜のシーンのせいでしょうか。照明による陰影だとか表情だとかの諸々がなんかもうね……。

(ってテンマのことばっかり話してますね自分)

[MONSTER]アニメ他 | 23:22:46 | コメント(0) | ▲TOP

「古びた森小屋」の綾里未優さんからBook Batonが回ってきました。最近流行っているバトンモノの書籍版ですね。
Comical Baton(バトンのコミック版)もあるそうなので、本来ならお題は漫画以外の本だけに限るべきなのでしょうが、読んでいる本が少ないので、漫画も入れちゃいますね。


●家にある本棚の数・冊数


難しい質問だなぁ。一応適当に数えてみたら、本=40冊、漫画=400冊以上でした。こうして見ると漫画は本の10倍ですね。小説より圧倒的に漫画のほうをよく読みます。
雑誌はサッカー雑誌やらゲーム雑誌やらが20冊くらいありました。


●今読んでる・面白い本


アルジャーノンに花束を

友人から借りた「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス)
主人公が知的障害者ということで、最初の文章がひらがなの日記形式なんですが、これが非常に読みづらい。中盤以降は漢字交じりの文章になるようなのでそれまで頑張って読もうと思います。


●最後に買った本…というか漫画


DEATH NOTE (7) ハチミツとクローバー (3) ふたつのスピカ (8)

「DEATH NOTE(デスノート)」7巻(原作/大場つぐみ 漫画/小畑健)
「ハチミツとクローバー」3巻(羽海野チカ)
「ふたつのスピカ」8巻(柳沼行)の漫画3冊。
最新巻の「デスノート」は第一部の完結ということで衝撃的な展開でしたが、実は読売新聞夕刊の例のネタバレで内容をすでに知ってしまっていたのが悲しい。
前の巻まで主人公の月(ライト)が記憶喪失だったので話が多少ダレていましたが、ここに来てすべては月の計画の内だったとわかったのが鳥肌ものでした。美麗で緻密な絵柄、読者の裏を突くストーリーとおすすめの漫画ですが、二部でもこの面白さを継続させることができるのかは気になるところです。


ちなみにキャラクターはLと南空ナオミが好きです。Lはあのキモカワイイ外見で甘党という強烈な変人ぶりに愛着が。敬語で丁寧なのに、やってることはしたたかで決して「正義」だけのキャラじゃないのもいいですね。ナオミはもう綺麗で格好良くて目の保養になります。
7巻ネタバレ→なのでよけいにショック。二人ともいいキャラなのにもったいない。扱う題材から避けては通れない道とはわかっていますが、それを貫いた作者がすごい。


「ハチミツとクローバー」はアニメで観て気になったので3巻だけとりあえず購入。ハチクロは表紙のカラーイラストがどれもカラフルでかわいいですね。
竹本君の詩的な言葉が前面に出るシーンでは、声に出してしまうアニメよりも、文字だけの漫画のほうがいいように思いました。ギャグのシーンも漫画のほうがてきとー感(笑)が溢れてて好きですね。3巻番外編最後のプックンと山田父がステキでした。ただ、森田さんとはぐのデート(?)シーンはじっくり描いていたアニメのほうがよかったかな。
全体的にはアニメはキリリと軽快なテンポ、原作はゆったりしたおおらかな印象を持ちました。


「ふたつのスピカ」はアニメを最終回まで観た後に一気に購入。素朴な絵柄とやさしいストーリーで切なさはアニメ以上でした。未来の設定なのに不思議な懐かしさがあり、センチメンタルな心をキュンと刺激する漫画です。なんとなく昔のりぼん作品に似ている気が。
幼い頃のライオンさんとまりかちゃんのエピソードはアニメよりも胸に来ました。お気に入りキャラのふっちーがいつか報われる時が来るといいなぁ。
→スピカとハチクロのアニメ感想


●よく読む本・また思い入れのある本(5冊)


ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

まずは「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(J・K ローリング)
5巻まで出ていますが、一番好きなのはこの3巻。「そこそこおもしろい」という1~2巻までの評を大幅に上げたのがこの巻です。あっと言わせるミステリー展開と読後感の気持ちよさでは間違いなくピカイチ。映画だけの人にもぜひ読んでほしい作品です。
ちなみに私はこの巻で初めて登場するルーピン先生が大好きです。この人についてもいつか語りたい…。
→詳しい読書感想


風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート 風の万里 黎明の空(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

十二国記シリーズでは「風の万里 黎明の空」(小野不由美)が一番好きです。画像はホワイトハートX文庫版ですが、私は講談社文庫のほうを持っています。
十二国記は少女小説とはいえ、古代中国に似て非なる作り込まれた世界観と大河的なストーリーが魅力的なシリーズ。とくにキャラクターの描写が巧みで、多くの登場人物に感情移入しやすいのも特徴です。
この「風の万里 黎明の空」は、日本から十二国世界に連れられてきた陽子が、挫折を味わいながらも真の王へと成長していく物語です。様々な思いを抱きながら生きる人々に出会い、苦難を乗り越えた末に彼女が出す答えがたまらなく感動的。
→この作品に登場する芳国の月渓に関して熱く語っています(笑)


新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」(J.R.R. トールキン)。私は映画を観た後に購入しました。
長編ですが、なかでも一番よく読むのが「二つの塔 下」。
指輪の魔力に取り憑かれ醜い姿になってしまったゴクリ(映画ではゴラム)をモルドールへの案内係に従えたフロドが旅先で出会ったのは、ゴンドールの大将でボロミアの弟でもあるファラミア。
映画ではフロドに冷たく接し、指輪をミナス・ティリスに持ち帰ろうとしたファラミアですが、原作では指輪の誘惑にも動じない公正で高潔な人物として描かれています。映画と違うという面ではフロドの人物像もかなり違い、一人称は「わたし」、成人したばかりの外見ながら中身は中年(笑)と、サムの「フロドの旦那」という呼び方がふさわしい、落ち着いたホビットとして登場します。この巻では、そんな映画とは異なる二人のやりとりが新鮮で面白かったです。
映画では頼りなかったフロドですが、こんな風に原作ではとことん凛々しくしっかりしているのが印象的。映画のフロドに不満を持った方は一度読んでみてもいいのではないでしょうか?


ぼくの地球を守って―愛蔵版 (7)

「ぼくの地球を守って」(日渡早紀)
こちらは漫画です。雑誌で連載を追うほどハマった作品。前世と現世をめぐる7人の男女の愛憎劇を、美しく辛辣に、感動的に描いた傑作。とくに登場人物の心理描写が圧巻で、主要登場人物の一人、輪とその前世である「彼」の悲痛な叫びはずっと忘れられない。
しょっちゅう絵の変わる漫画ですが、中盤、紫苑視点の辺りの繊細で流れるような描線が前世のエピソードと相まって落ち着いた雰囲気を生み出していて、この時の絵が一番好きでした。
あと嫌われることの多い秋海棠は外見がもっと違ったらメチャメチャおいしい役どころだったろうになぁと個人的に思っています(笑) 一見おっとり、中身ドロドロ。うわ、絶対格好良いですって。


「美貌の果実」(川原泉)
こちらも漫画です。トリを飾るは私にとって別格の川原泉作品。なかでも感動したのがこの短編集です。表題の三部作の他、収録されている短編の「架空の森」がとくにお気に入り。
ファンからは「かーら教授」と愛称で呼ばれるくらい、この人の作品は、漫画なのに文字だらけで薀蓄があって哲学的です。そしてほのぼのと温かくてばかばかしく、ほろりと切ない。かめばかむほど味が出るスルメのようなマンガという言葉がぴったりなのです。
今回は「美貌の果実」を挙げましたが、代表作である「笑う大天使(ミカエル)」や、雑誌連載で読んだので思い入れのある「バビロンまで何マイル?」(これはぜひ文庫版で!)もおすすめです。


●バトンを回す5人


前回Musical Batonを回しておいてなんですが、今回はやめておきますね。誰かにバトンを回すのって妙に緊張しちゃうのです。
もし、我こそは本読みだァ!という方がおられましたら、バトンを心置きなく回しますのでコメント欄で申し出てください。


はぁ~書いてみると何だかんだ凝っちゃって時間がかかりました……。でも楽しかったです。未優さん、バトンを回してくれてありがとうございました。
今度はゲームバトンとか書いてみたいなぁ。

[エンタメ]アニメ・漫画 | 01:28:59 | コメント(3) | ▲TOP

ずっとチェコにいたニナもようやくドイツへ。ニナ自身は記憶を取り戻したものの、内容が明らかにされたわけではないのでアニメだけの視聴者には物足りなかったかも?
ニナに関しては彼女の怖い部分が強調されていましたが、今回はその分、ディーターの無駄なかわいさとか、久しぶりに登場したスークのほうに目が行ってしまいました。

【あらすじ】
「赤いバラの屋敷」から大量の白骨死体が発見された事件について、ヴァーデマンとスークはバラの屋敷で行われていた「朗読会」の生徒五人の事情聴取を始める。二人は気持ちばかりが先走りして対立するが、真実を明らかにするため、それぞれの思いを胸に聴取を続ける。
一方、ニナはディーターと共に「三匹のカエル」と「赤いバラの屋敷」を何度も行き来し、記憶の糸をたぐっていた。過去の記憶に苦しむニナを見かねたディーターは「もう思い出さなくていいんだ」と叫び、二人はドイツのライヒワインの所へ帰ることに。
ギーレンの催眠療法によってついに真実を思い出したニナ。テンマを救うことができるのは自分だけと一人フランクフルトのテンマのもとへ向かう。

今回のニナといえば、やっぱり楳図か○おニナでしょう。原作のときも「怖っ」と思ったものですが、アニメでは光源までついちゃって怖さも5割増しといったところ。凝った作りように、実はアニメスタッフさんも結構楽しんでやったのかなと思ったり。
他にもギーレンさんの首を絞めたりと極端な行動をしたニナでしたが、今回は記憶を取り戻す過程の話ということで、ニナにもヨハンの持つ闇があるということを強調したかったのかもしれません。


ニナとは反対に、今回は最初から最後までディーターのかわいさがたまらんかったです。
「友達いるよ。ニナにテンマ」
友達というよりニナはお姉さんの歳だし、テンマに至っては親でもおかしくないのに、ディーターにとってはあくまで「友達」。テンマの言葉をずっと覚えてるところも健気でかわいい。


他のポイントを挙げると。
「だいたい僕がいなけりゃニナだって心細いくせに」と珍しく小生意気なディーター。
「Dr.ライヒワインのところへ戻りなさい」と言うニナに対して「やーだ! ミュンヘンなんか行かないもん!」と突っぱねるディーター。
記憶を思い出そうとしたニナを止めてしまったことに「僕悪いことしちゃったかな…」と神妙な顔つきをしながらも、ライヒワイン先生に「よくやった」と言われるとほっとした顔を見せるディーター。
テンマの手紙で重々しい雰囲気の中、一人白ソーセージをおいしそうにもぐもぐと食べるディーター。(いつも何か食ってるなーこの子は)
癒されます。


それにしてもカールとロッテが普通に仲良く登場しましたね。第32話「聖域」でのカールがロッテにした仕打ちはなんだったんでしょうか。あの後仲直りしたのか、それとも元々カールがやったことじゃなかったのか、どーでもいいっちゃどーでもいいんですが、ホント気になります。


久しぶりに登場したスークとヴァーデマン弁護士。スークは銃で撃たれた傷がもう治ったみたいで、あれからもうずいぶん経ったということでしょうね。
しかしこの二人が対立してるのに笑ってしまったのは私だけでしょうか。スークは相変わらず青いですね。そこがいいんですけれども。


「朗読会」の生徒だった、事情聴取した男たちについて。
焼け落ちた屋敷を見ても何の感情も湧かない男。
自分の子供が自殺したのに何故だかわからないと笑顔を絶やさず言いのけた男。(この人はグリマーさんに似ていましたね…)
その中で、ヴァーデマンの父親に「こんな所から逃げろ」と言われ、屋敷に行かなくなった男は、今では帰りを待つ家族もちゃんといて他の男たちと違った。


これはヴァーデマンの父親がスパイじゃなかったということでしょうか。
たとえ本当にスパイだったとしても、子供を実験の道具にするような人間ではなかったということでしょうね。
少なくともヴァーデマンの父親が男に言った「虹の彼方にあるのは家族のいるところ」という言葉は息子のヴァーデマンにとっても救いの言葉になるはずです。

[MONSTER]アニメ他 | 18:04:10 | コメント(0) | ▲TOP

58話から続いていたエヴァとマルティンのエピソードもこの回で終焉へ。「MONSTER」でエヴァの登場シーンは数あれど、一番エヴァの魅力を堪能できるのが今回の話です。そんなわけで今回の感想はエヴァ中心になります。

【あらすじ】

組織の追手からエヴァを逃がしたマルティンは銃撃戦の末に負傷、車でテンマの泊まるホテルまで運ばれる。彼はそこで、エヴァがテンマの所ではなく、フランクフルト中央駅で自分を待っていることを初めて知る。メガネの男、ペトル・チャペックがバラの屋敷の生き残りであること、実験がまだ続いていることを語った彼は、エヴァを想い、静かに息を引き取るのだった。
駅で再会を果たしたテンマとエヴァ。マルティンが死んだことをテンマから告げられたエヴァは悔恨の涙を流し、自分のしてきた行いを心から悔いる。
そしてテンマがヨハンと決着をつける覚悟があることを知り、彼女もまたヨハンを討つ決意をする。

自分を待っていてくれる人がいる。
エヴァが駅で自分を待っていることを知り、死を目前にしても「幸せだ…」とつぶやいたマルティン。エヴァはテンマのところへ来ることも可能だったのに、マルティンと共に逃げることを選んでくれたから。
マルティンの残した言葉をテンマから知らされ、マルティンを想い、涙するエヴァ。
マルティンがエヴァによって救われたのと同じように、エヴァもマルティンによって救われたのでしょうね。アニメではたった3話の短いエピソードだったけれど、心に残るという点においては大きなエピソードだったと思います。


今回の冒頭は、クリストフ(前歯がチャームポイント)の悪魔のような囁きから一旦は眠っているエヴァに銃を向けるマルティンのシーンから。彼の脳裏に去来するのは自分が引き金で死んでいった女たち。そんな彼の迷いを止めたのはエヴァの流した涙と「ケンゾー…」と昔の恋人を呼ぶ言葉だった。


原作ではこのシーン、マルティンがクリストフの部屋を出てヨハンとすれ違った次のシーンに入っていたんです。前回の終わりになかったのでカットされてしまったのかなーなんて思ったんですが、今回ちゃんと冒頭に入っていたのでほっとしました。普段強気のエヴァが時折見せる弱い部分がたまらなく好きなんです。このシーンは原作とアニメでそれぞれ違った角度の構図でしたが、どちらもエヴァの泣き顔が綺麗だったので満足です。


エヴァというキャラクターは、ほとんどの人は登場したての頃苦手に感じたと思うのですが、その厭味な人物描写もすべてはこの回のためだったのではないかという気がしています。
高慢で、アル中で、主人公を逆恨みした挙句貶めるような性格で。
その彼女がこんなに変わるところが描かれるなんて最初の頃は思ってもみなかったけれど、これこそが「MONSTER」という作品に惹かれる所以なのかもしれません。エヴァもルンゲ警部もグリマーさんも、人は変わることができるということですよね。


「MONSTER」で主要女性キャラというとニナとエヴァの二人がいますが、キャラクターの魅力という点では、私は断然エヴァのほうに軍配を上げます。


ニナももちろん好きですが、彼女の場合、キャラそのものというより、ヨハンやテンマとセットにして初めて光るキャラのような気がするので。個人的に、葛藤する双子と、ヨハンを追いながらも双子の親のような存在でもあるテンマの3人の関係がすごく好きなのです。


エヴァはもう、初期にいい感情を抱いていなかった分、反動でよけいにかわいく思えてしまう。今までは痛々しかったけれど、自分の気持ちに素直になり、心の重荷を降ろした今の彼女はとても綺麗です。


と言いつつも一番好きな外見は、ニナでもなくエヴァでもなく、女装アンナさんなんですけどね(笑)
「MONSTER オリジナルサウンドトラック2」のジャケットの「彼女」はニナではなく女装したヨハンだと思っています。だって表情が全然違いますからね。あの眠そーな伏し目がちな顔は絶対ヨハンです。


最後、「悪魔よ」なんて決め台詞を残してくれたエヴァですが、その前の娼婦街の映像が49話「一番残酷なこと」(グリマーさんとミローシュの回)の時の使いまわしでした…。質の高い「MONSTER」では珍しいことかも。残り1クールと終盤に入り、現場はけっこう大変なんだろうかとちょっと心配に。まー、大丈夫だとは思いますが、最終回まで高いレベルを保ってもらいたいものです。

[MONSTER]アニメ他 | 20:25:57 | コメント(0) | ▲TOP

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