HOME > 2005年08月

2005年08月の記事

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --:--:-- | コメント(-) | ▲TOP

ついに最後の舞台、ルーエンハイムへ。ルンゲ警部とグリマーさんがそろって登場し、物語はクライマックスへ向けて動き出していきます。

【あらすじ】
南ドイツの山あいにある静かな町、ルーエンハイム。何の変哲もないこの町に二人の人物が降り立つ。ルンゲとグリマーだった。町の様子を探る中で二人は出会い、それぞれ別の手がかりからこの地に辿り着いたこと、この町で起きる殺戮をくい止めるために来たことを確認しあう。彼らは町外れにある家を訪れ、そこで何枚も描かれた双子の絵を発見する。
そんな中、町では異変が起き始めていた。銃声、そしてサブマシンガンで撃ち殺された猫の死体……。それは密かに、だが確実にこの町を蝕んでいくのだった。

久しぶりに登場した主要キャラ、ルンゲ警部とグリマーさん。
味のある名脇役という立ち位置から「MONSTER」において双璧をなす二人です。このコンビ、別々の手がかりから自力でルーエンハイムに辿り着いたというから、その有能さがうかがえます。うーん格好良い。
特にグリマーさんはスークに着せられた濡れ衣を被って指名手配されているのに、警察の追っ手を逃れてここまで来たのだからすごい。でもよく考えたらテンマもそうなんですけどね。偽名も使わずにウロウロとしているのに捕まったのは一回だけ…ってそこは突っ込んじゃいけないんでしょうが(笑)


さて、満を持して登場したルーエンハイムの人々について。
酒浸りの父親に虐待され、町の子供達にいじめられている少年、ヴィムの声は矢島晶子さん。クレヨンしんちゃんの野原しんのすけ役で有名ですが、女の子の役から大人の女性役まで幅広く演じている声優さんでもあります。その中ではこの人の少年声が特に好きなので、「MONSTER」でも聴けてうれしいです。


以下は第72話「名前のない男」のネタバレです。反転して見てください。↓↓↓
ネタバレはもちろん姿を変えて登場したあの人についてです。
声は変わらず野沢那智さんでしたが、年老いたホテルのオーナーということでおっとりした善良そうな声と口調になっていました。が、癖のある声なので聞いたとたんボナパルタだとわかってしまった人も多いのでは?


たとえアニメ本編では気づかなくても、肝心のエンドロールで「ポッペ 野沢那智」と堂々と出ちゃってますからねえ。名前もルンゲ警部とグリマーさんに次いで3番目という、どう見ても重要キャラ扱いですし。声の出るアニメでは漫画と違って隠すのが難しいので仕方ないことなのかもしれませんが、正体を知ったときの驚きが味わえないというのは残念な気もします。


他に印象的だったのは、ルンゲ警部との会話で出てきたボナパルタの「直接言えないようなことでも、手紙なら書けます」という言葉。彼が書いた手紙というと、息子のリプスキーさんへの絵葉書と、双子の母親へ向けた怪物のラブレターがあります。


優秀な生徒ではなかったという理由で朗読会を追い出してしまうなど、リプスキーさんとは渇いた親子関係だったようですが、その息子にルーエンハイムの風景を描いた絵葉書を送るというのはどんな意図があるのでしょうか。
単に今はここに住んでいるよという近況の知らせだけにもとれますが、昔とは生き方が変わったこと、父親として罪悪感を感じながらも今でも息子を気にかけていることを暗に示唆しているようにも感じます。(…でもちょっと甘い解釈ですかね? ダメな父親であることには変わりないですし)


双子の母親への手紙は、バラの屋敷に隠すようにあったことから彼女には読まれていないでしょうね。手紙に想いを書き綴ったものの罪の意識から結局渡すことができなかったということでしょうか。
あの手紙を双子の母親が読んでいたらどう感じていたのかはわかりませんが、彼女への手紙にしろ、息子への絵葉書にしろ、手紙でしか、あるいは絵でしか心情を表せないボナパルタは哀しい人です。

↑↑↑ここまでネタバレです。ネタバレの文章のほうが多くてすみません。


エンドロールの絵本が進み、とうとう最後の場面になりました。ということは最終回でもこの映像のままなのかな? 最終回ではこのエンドロール自体が流れない終わり方になるのかもしれませんが。
フジ子・ヘミングのEDテーマ「Make it Home」はこのまま変わらないようですね。最初聴いたときは衝撃を受けましたが、今ではつい口ずさんでしまうからわからないものです。慣れって恐ろしいですね。
でも慣れたからと油断してサントラをヘッドホンで聴いたら、あの異次元から囁くような声にビクッとしてしまった自分。あのときは怖かったよママン。

スポンサーサイト
[MONSTER]アニメ他 | 19:09:02 | コメント(2) | ▲TOP

ヨハンとニナが再会し、今まで幾度となく登場していた伏線が明かされた回。フランクフルト編から最後の舞台、ルーエンハイム編に移るためのまとめのような回でもあります。
テンマとニナ、ヨハンの三人がそれぞれ「行くべきところ」を信じて歩き出すシーンが印象的。

【あらすじ】
赤いバラの屋敷に連れて行かれたのはヨハンではなくニナのほうだった。屋敷の惨劇を目にした幼い彼女が再び「三匹のカエル」に戻った時、そこにはニナと同じ格好をしたヨハンがいた。ニナは恐怖に震えながら屋敷で起きた出来事をヨハンに話し続けた。そうしていつしかニナの忌まわしい記憶は曖昧になり、ヨハンはニナの記憶を自らの記憶だと思い込んだ。
ヨハンが怪物になってしまったのは私のせいだと自分を責め、自殺を図ろうとするニナ。テンマはそんな彼女に「生きていてくれ」と言い、強く抱きしめる。チャペックはヨハンがボナパルタを殺しに行くだろうとテンマに告げるが、彼も失意のまま護衛の男に殺される。
一方、ニナから真実を聞かされたヨハンは、計画のことなどもうどうでもよくなり、虚無感を抱くようになっていた。
テンマ、ニナ、ヨハン。三人は行くべきところを求めて歩き始める……。


一枚の絵葉書を手に、山あいの小さな街に降り立つルンゲ。このルーエンハイムという街で、何かが起ころうとしていた。

ニナがヨハンに言った本当に怖い話。それはニナにとっての恐ろしいこと。バラの屋敷に連れて行かれたのはこの自分。ヨハンではなかった。
残酷な事実に絶望するニナの悲痛な叫びが、能登さんの演技では迫力不足だったのが残念。自殺さえも口にしたニナの苦しみをもっと強く表現してほしかった。
ただ、バラの屋敷であったことを自分が体験したように言うヨハンに対して「違う」と繰り返すところや、「あたしには、撃てなかった」と小さく呟き、泣くのをこらえるような声音にはぐっと来ました。
「なまえのないかいぶつ」の朗読など、この人は静かで抑えた演技のときに声の良さが出る気がします。


ニナの話を聞いて、笑っているようにも見えたけれど泣いていたようにも見えたというヨハンの顔。漫画でもアニメでもその表情は見られないけれど、どんな顔をしていたんだろう。感情を出さないヨハンだから、ニナの台詞だけでなく実際に見てみたかった。


自殺を吐露したニナをテンマが抱きしめるシーンは原作以上によかったです。ニナを強く抱きしめるテンマの仕草も、ニナを失うのが怖いテンマの必死な声も、テンマの心情を語るような音楽も。


一見するとまるで告白シーンのようですが、テンマがニナに対して抱く感情は、恋愛感情……ではないでしょうね。
テンマにとってニナは、仲間、同志、そういったもの。
医者としてヨハンを助けてしまったこと、その助けた少年が怪物だと知りヨハンを追っていること、そんなテンマの抱える葛藤をすべて知ったうえで「あなたは悪くない」と言ってくれた人だから。そしてヨハン追跡の孤独な旅を唯一共有している人だから。テンマにとってニナはただ一人の理解者。
また、それはニナにとっても同じはず。二人ともお互いがいたから孤独に打ちのめされることなく、心が救われている部分もあるのでしょう。


ペトル・チャペックが護衛の男に殺されるシーンでは、前回66話で幼いヨハンに殺された夫婦のシーンと同じ曲が。どちらも儚く虚しいシーンですが、このことで前回の「おかえり」と今回の「ただいま」が二つで一つの話というような印象を抱きました。アニメの「MONSTER」は音楽自体が素晴らしいのですが、演出としての使い方も洗練されているところが好きです。


ニナから本当のことを聞かされたヨハンが、急に夢から覚めた理由について。
バラの屋敷に連れて行かれたのは自分ではなかったと知ったヨハンが、どうしてそれを知ったとたん、企てていた計画さえも捨ててしまったのか。


ミュンヘンの図書館で絵本の「なまえのないかいぶつ」に再び出会い、チェコの旅で子供の頃の自分を徐々に取り戻しつつあったヨハン。しかしニナの告白によって、それまで固まりつつあった自分という存在が脆くも崩れてしまった。
その固まりつつあった記憶というのは、511キンダーハイムで録音されたという自分自身の声のテープを聴いたことによるものでしょう。(第48話「一番怖いもの」参照)
実際にバラの屋敷に行ったわけではないのだから、記憶というよりはぼんやりとした存在証明のようなものでしょうが、これを失ったことが理由のひとつになると思います。


以下は最終話のネタバレです。反転して見てください。↓↓↓
けれども最大の理由は、ニナの告白によって、ニナが連れて行かれた時の記憶――母親に選択されてしまったあの記憶を鮮明に思い出してしまったからでしょうね。ヨハンを怪物にしたのがこの母親の選択なら、完全な自殺に追い込むのもまたこの母親の選択だなんて因果なものを感じます。
↑↑↑ここまでネタバレです。


そのほか箇条書き。

  • 前回の終わりと今回の冒頭に登場した、ヨハンを執刀する若きテンマとあの日の夜の幼い双子を交互に映した回想シーン。この場面で胸がいっぱいになりました。「大丈夫だ、頑張れ」「僕が…助けてやる!」(原作微妙にネタバレ→)テンマ先生、かわいそうな双子を助けてあげてー!と観るたび思ってしまいます…(←ここまでネタバレ)
  • 壁のない真っ暗な部屋に何日も閉じ込められるのってけっこう拷問ですよね…。いくら食事は用意されているといっても、外から悲鳴が聞こえてたとか怖すぎる。ニナもよく閉所恐怖症にならなかったな…ってヨハンがいたからそれさえも忘れることができたってことなんでしょうけど。
  • 銃を頭に向けたままのニナにかけるテンマの言葉がすごくやさしく、先生らしくてよかったです。「そう……そうだ、落ち着いて……」「よし……いい子だ」 ……いい子だ……! ニ、ニナがちょっとうらやま(ry

次回はもうルーエンハイムですね。ああもう本当にクライマックスなんだなあと実感。9月で終わりですからね…。
最近2週遅れの感想になっちゃっているので、もうちょっと早く書けるように頑張ります。

[MONSTER]アニメ他 | 20:55:48 | コメント(0) | ▲TOP

「古びた森小屋」の綾里未優さんがゲームバトンを書かれていたので、勝手にバトンを受け取ってしまいました。ゲームバトンはVIDEOGAME BATONとも言うそうで。バトンに限らずゲーム記事はずっと書いてみたいと思っていたので便乗しちゃいます。


■コンピュータに入ってるゲームファイルの容量


なし。基本的にパソコンでゲームはやりません。


■今進行中のテレビゲーム


これもなし。以前クリアしたゲームをたまに再プレイしてみるくらいで、最近はまったくやっていません。そろそろ新しいゲームやりたいなあ。


■最後に買ったテレビゲーム


「ペルソナ2 罰」(PS)


最後といっても購入したのは去年です。このゲームの前編に当たる「ペルソナ2 罪」をクリアした後、続きが気になって速攻で購入。
「罪」ではバリバリ喋ってくれたヒロインの舞耶姉が「罰」では無口な主人公に。これには批判が多いようですが、RPGでは話さない主人公が好きな私としてはあまり気にならないですね。加えて大人の女性が主人公というのも珍しいのでむしろ嬉しかったりします。
逆に「罪」では主人公だった達哉が「罰」では準主役という位置付けに。「罪」より格段に格好良くなった彼にメロメロでした。
「罪」と違ってパーティメンバーがほとんど大人ばかりというのも良し。


■よくプレイする、または特別な思い入れのある5つのテレビゲーム


「スーパーマリオブラザーズ」(FC)


生まれて初めて買ったゲームなので、思い入れもそれだけ深いです。全面クリアできた時の達成感は忘れられない。
このゲームが素晴らしいと思うのは、その操作感の良さ。とにかく頭上のブロックをガシガシ壊してみたり、ノコノコの甲羅で敵を蹴散らして1UPしたり、ボーナスステージのコインを一気に取ったりといったプレイのひとつひとつがとても気持ちいいのです。
有名な無限1UPや、「-1」にワープ、スケートマリオなど裏技・バグ技も楽しいゲームでした。ついつい口ずさんでしまう音楽も○。


「ドラゴンクエスト」シリーズ(FC・SFC)


こちらは初めてプレイしたRPG。2、4~6をプレイしました。
3(FC)も友人に借りてプレイしたことがあるのですが、ダーマの神殿の次の街まであと1マスというところでスライムつむりの大群に襲われ全滅、やり直そうとしたら例の呪いの音楽が鳴り、冒険の書が消えてしまったという恐ろしい思い出が……。その頃すでにスーファミが出ていたので、古いカセットだから仕方ないよと友人は言ってくれたけれど、当時_| ̄|○となったことをよーく覚えています(笑)


2は音楽の格好良さと謎解きの難しさが印象的。復活の呪文もしょっちゅう間違えていましたね~。


ドラクエで特に好きなのは、ドラマチックなストーリーに感動した天空編の4と5。
4はFC版とPS版、両方プレイ。章ごとに登場するそれぞれのキャラクター達に感情移入し、勇者の下にみんなが集う5章の展開に熱くなりました。ストーリーはドラクエでは珍しく悲劇的ですが、PS版ではハッピーエンドの6章も追加されていて二度楽しめます。好きなキャラはマーニャ、ミネア、ロザリー、ピサロ。


5は3代に渡る壮大な物語に涙。頑張ってLv99にした最初で最後のドラクエ。ビアンカもフローラも好きなので選択はいつも迷います。パーティメンバーが喋ってくれるPS2版もいつかやってみたいなぁ。


6はドラクエってすごいなあと痛感した出来事が。ある村で起こった戦闘の時のこと、パーティメンバーが主人公を残して全員死亡、主人公も瀕死と絶体絶命のピンチに。いちかばちかのダメモトでパルプンテの呪文を唱えてみたところ、見事にみんな生き返りHPも満タンになって、無事に村の外へ引き返せたということがありました。お遊び呪文と思いきや絶妙すぎるこの効果。ドラクエというゲームに心底感動した一件でした。


「女神異聞録 ペルソナ」(PS)


何周もプレイした大好きなRPG。3Dダンジョンは長いものだと3時間以上、セーブポイントは少なく便利な魔法(ドラクエでいうリレミトやトヘロスなど)もないなど難点の多いゲームですが、深みのあるマルチエンディングのストーリー、個性的で生きたキャラクター、戦闘時のペルソナの格好良さは、欠点をも上回る大きな魅力を持っています。
潜在復活のついたFOOLナルカミ、カマクラゴンゴロウが作れた時は嬉しかったなぁ。主人公のLvを97まで上げたりと色々とやり込んではいますが、御影遺跡の魔人アリスに未だに遭遇できないのが悲しい。
好きなキャラはマキちゃん、主人公、レイジ、アヤセ。でもみんな大好きだ。


「ファイナルファンタジー」シリーズ(SFC・PS)


4~8までプレイ。毎回変わるゲームのシステム、機械と魔法が融合した世界観、美麗なグラフィックとムービーなど、ぎっしり詰め込まれた要素がまったく飽きさせないゲームです。
また、私にやり込みの楽しさを教えてくれたのがこのシリーズ。Lv99にするのは当たり前、アイテムをコンプリートしたり、ミニゲームのスノボーを極めたり(FF7)、初期レベルクリアに挑戦したり(FF8)。
好きなキャラはティナ(FF6)、エアリス(FF7)、ラグナ、エルオーネ(FF8)。FFはなぜか女の子キャラのほうに惹かれます。例外なのはラグナさんですが、あの人は最高だから(笑)


「幻想水滸伝2」(PS)


トリを飾るは私の心のゲーム、幻想水滸伝2。もう何周したのか覚えていません。2の後に1もプレイしましたが、3と4は未プレイです。
この幻水2、一見すると2Dドット絵のオーソドックスなRPGですが、細かく動くドットキャラによる巧みな演出、戦争を主題に置いたシナリオ、キャラクター達が同時に戦うスピーディーな戦闘、仲間が増えるにつれて大きくなっていく本拠地システムなど、他のゲームにはない魅力的な要素が数多くあるのです。


何より感動したのは、戦乱の中、宿星の108人が集まり、時代を築いていくというそのストーリー。主人公が喋らず、選択肢を選んでいくというスタイルなので、色々と考えながらプレイできました。悲壮感の漂うものからプレイヤーへのご褒美のようなものまで、EDがいくつも用意されているのも好感。
RPG好きならぜひプレイしてほしいゲームです。いつか幻水カテゴリ作って思いのつくまま語ってみたい。


2の好きなキャラは、シュウ、ナナミ、フィッチャー、ビクトール、クライブ。他にも格好良い親父キャラ(ゲオルグさんとか)やら格好良いお姉さんキャラ(オウラン、バレリア)やらがいてパーティ組むのが楽しいゲームです。

以上、5つのゲームを挙げてみましたが、これじゃ物足んねー!ってことでちょっと付け足し。勝手にスミマセン。


  • 「さんまの名探偵」(FC/シンプルな吉本芸人のグラフィックと音楽とミニゲーム、そしてさんまのツッコミがいい味出してた推理アドベンチャー。かにかにどこかに?)
  • 「かまいたちの夜」(SFC/サウンドノベル。音楽やエフェクト音の重要性に気づかされたゲームです。ミステリー編の後半は夜やるとほんとに怖い)
  • 「ぷよぷよ」(SFC/落ちものパズル。連鎖できたときが爽快。ばよえ~ん!)
  • 「リンダキューブ アゲイン」(PS/独特すぎる世界観とゲームシステム、シュールなシナリオが面白かったRPG。サチコとリンダがかわいくて好き)
  • 「街 ~運命の交差点~」(PS/ザッピングシステムが面白いサウンドノベル。ドラマの「電車男」を観るとこのゲームのノリを思い出します)
  • 「バイオハザード 1、2」(PS/怖すぎてビクビクしながらプレイしたゲーム。最初はゾンビから逃げるのも一苦労だったけど、操作に慣れて角を綺麗に曲がれるようになったときは妙に嬉しかったり)

■バトンを渡す5名


最近はバトンを指名して渡すよりも、受け取りたい人に自由に回答してもらうというスタイルに変わりつつあるようですね。
私もここにバトンを置いておくので、受け取りたい方はお気軽に持っていってください。コメントやトラバをしていただければ見に行きますので。


追記:バトンを受け取っていただきました。
ライヒワイン家の茶の間「『ゲームバトン』で徒然と」


トラックバック:
古びた森小屋「ゲームバトン」

[エンタメ]ゲーム | 01:50:14 | コメント(6) | ▲TOP

双子の生まれた背景が明かされた回。最近の話の中でも特に出色の出来で、原作にはない小さな演出も所々で光っていました。

【あらすじ】
ペトル・チャペックから語られる双子の出生の秘密。東側世界の発展のため、優秀な男女を集めて卓越した能力を持つ子供をつくる――そんな計画の中、双子は生まれた。
自分を実験に利用し、双子の父親を殺し、双子の名前を奪った計画の首謀者フランツ・ボナパルタに、双子の母親は呪詛のような言葉を吐き、憎悪を向ける。
「私が死んでも……私の中でどんどん大きくなっていくこの子達が……必ずあなたに復讐する」


クリストフを撃ったテンマ。クリストフからヨハンの居場所を訊き出し、エヴァを巻き込まないために一人ヨハンのもとへ向かう。残されたエヴァはクリストフからテンマの伝言を聞いて泣き崩れる。
同じ頃、ニナとヨハンはついに再会を果たす。ニナが話す、ヨハンの知らない恐ろしいこととは……。

絵柄やストーリー、登場人物など原作を改変してしまうアニメが多い中、原作にあくまで忠実な「MONSTER」ですが、今回はアニメならではの演出が良い意味で目立っていたように思います。
古いフィルム映像のように描かれた双子の両親の幼少期、わかりやすく丸で囲んだ両親の写真、双子の母親が隔離された部屋から逃げだしたことを示す有刺鉄線に絡まった服の切れ端。


ヨハンに殺された夫婦のシーンも、もの悲しい雰囲気は原作以上。草から滴る血など残虐な描写を交えつつ、綺麗な夕焼けとゆるやかに流れる雲、愁いに満ちた音楽が、ヨハンにとっておそらく初めてとなる殺人を強く印象づけていました。
そのシーンの後、「いい計画があるんだ。行こう」とヨハンがアンナと手をつなごうとしながらするりと交わすところなども、些細だけれど原作と異なる気の利いた演出でした。


そういえば、幼いヨハンがどうやって夫婦を殺したのか。
ヨハンのいつものやり方を考えると毒殺がまず考えられますが、原作でのこのシーンを見ると首をナイフで切りつけた気もします。首の頚動脈を狙えば幼いヨハンでも人を殺すことは可能でしょうからね。でもその場合だと返り血も浴びてしまうはずというのがネックかも。


テンマの伝言でようやく解放されたエヴァ。テンマとエヴァの関係に決着がついた場面ですが、アニメでの伝言の言葉に不満が。
なんとテンマの「本当にごめんね」が「本当にすまない」に変わってる…!
今の風貌のテンマが「ごめんね」なんて言うところがツボなのに!
ドイツ語で話してるんだから、どちらでも変わらないといえばそうなんですけどね…。


涙を流すエヴァを見て、「僕には全然わからない」と呟くクリストフ。511キンダーハイム出身の彼には心の機微がわからないのでしょう。
でもここでひとつの疑問が。
あの「かはっw」笑いもグリマーさんみたいに作り笑いだったってことですよね。
彼は何だってこんなキモくてムカつく笑い方を習得しちゃったんでしょうか……。

もしかして覚えた時にそばにいた人が「かはっw」笑いだったとか? そう考えると不憫な奴……なのかもしれない(笑)


ずっとアニメになるのを楽しみにしていた、双子の母親とフランツ・ボナパルタの回想シーン。野沢那智さん演じるボナパルタと桑島法子さん演じる双子の母親のやりとりは、痛ましくもどこか官能的で惹き込まれてしまいました。


「余計なことは考えなくていい」「いいんだ。名前などいらないんだ」
双子の名前を考えたという母親の懇願に対して、にべもなく冷たく言い放つボナパルタ。感情のこもらない口調に徹底した冷血さが表れていてよかったです。
ていうか、どこまでも冷酷で非情なボナ博士がたまりません。
あの声は反則ですよ博士……(*´Д`)


先ほど原作にはなかった描写について書きましたが、ボナパルタが母親をスケッチするシーンでもアニメと原作で少しだけ変わっていました。
「どんどん大きくなっていく子供達が、必ずあなたに復讐する」
この台詞とともに母親の顔のアップを映し出し、ボナパルタへの憎しみを前面に出していたのが原作です。しかしアニメでは、母親の表情よりもボナパルタのスケッチする手の動きとスケッチの寂しげな母親の姿のほうに重点が置かれていました。
原作では母親の憎悪を、アニメではボナパルタの心情を強く強調したと言えるのかもしれません。


そのスケッチですが、母親があんな表情を向けていたのにもかかわらず、なぜボナパルタの描いたスケッチでは寂しそうな表情をしていたのでしょうか。


以下の考察は第72話「名前のない男」のネタバレです。反転して見てください。↓↓↓
私は二つの可能性を考えました。
ひとつめは、双子の母親への恋心に気づきバラの屋敷の惨劇を引き起こしたとボナパルタが語るシーンが後にありますが、この時点でも自覚がなかっただけで、すでに恋情を抱いていたかもしれないという点。
ふたつめは、たとえば511キンダーハイム出身のグリマーさんの笑顔が所詮は作ったものにすぎないように、彼も憎しみといった感情を理解できず、あの寂しげとも空虚ともとれるような顔の母親しか描けなかったのかもしれないという点。


初めは前者だと思っていました。「怪物のラブレター」やバラの屋敷の肖像画のこともあったので、このスケッチを見た瞬間、「あ、この人、この母親のこと好きなのかな…」と直感的に思ったのです。


なのだけれど。今は後者のほうに気持ちが傾いています。感情を理解できないというよりは、他人の感情に対して執着しないと言ったほうが近いのかもしれませんが。


そう思うようになったのは、フランツ・ボナパルタとしての彼がいつも同じ表情だから。後に登場するクラウス・ポッペとしての年老いた彼こそ笑顔も涙も見せてくれるけれど、それまでの彼はまったく感情を見せない人物として描かれています。
登場シーンが少ないので断定はできないけれど、感情に執着しない、あるいは理解できない人間だったからこそ、同じような子供達を作ることができたとも考えられるのではないでしょうか。
そんな彼も、双子の母親に恋したことがきっかけで人間らしさを覚えていくというのが何とも皮肉ではありますが。


……とここまで書いたものの、やっぱり自信はありません(^^;
考察のしがいはあるけれど、難しい作品だなぁとつくづく思います……。

↑↑↑ここまでネタバレです。

[MONSTER]アニメ他 | 12:05:36 | コメント(0) | ▲TOP

ヨハンの足跡を辿って、テンマとエヴァはクリストフと、ニナはチャペックと対峙する。

【あらすじ】
ミランと家族同然だった人々に別れを告げたテンマは、「悪魔の弟子」と呼ばれた青年の後をつける。
しかしアパルトマンに戻ったその青年に銃口を向けたのは、マルティンの敵討ちを誓ったエヴァのほうだった。エヴァは容赦なく、その青年、クリストフ・ジーヴァーニッヒの耳を撃ち、ヨハンの居場所と彼らがこれからしようとしている計画を問いただす。
クリストフは自分が511キンダーハイム出身であり、そこで起きた惨劇の生き残りであること、計画はその頃からヨハンと画策したものだったと話すが、不意を突かれたエヴァは形勢が不利になってしまう。
そこへテンマが現れ、2発の銃声が響き渡る――。
一方、ニナは憔悴しきったペトル・チャペックと会い、車でヨハンのもとへ向かわせていた。チャペックは彼女に双子の出生の秘密を話し始める……。

ミランさんの死を知って「復讐」の言葉を口にする子供たちを諌めるテンマはやっぱりテンマ。彼らとテンマが一緒にいた期間は短いけれど(捻挫が治るまでだから一週間くらい?)、テンマと接したことで子供たちもミランさんの死を乗り越えることができると信じています。


久しぶりに登場したエヴァ。
銃に関しては素人のはずですが、耳を狙い撃ちしながらも人を撃ったことに対してまったく動じていないなど、しびれるほど肝が据わっています。エヴァは本当に格好良くなったなあ。
クリストフに向けられた銃口は、彼女が口にしたとおりマルティンの敵討ちが込められていますが、テンマへの贖罪も含まれているとも思います。エヴァの狙いはあくまでヨハン。テンマ自身は彼女にそんなことを望んでいないけれど、エヴァにしてみたら、テンマの無実を証明できるのは自分だけであり、テンマのために何かできることはないかと居ても立ってもいられない状況なんでしょう。


クリストフとヨハンの計画について。
以下は原作のネタバレです。反転して見てください。↓↓↓
クリストフはヨハンと組んで世界を自分のものにするとか何とか言っちゃってますが、ヨハンは当然そんな気はさらさらないでしょうね。クリストフもヨハンの駒のひとつに過ぎないだけ。


肝心の計画についてですが、ヨハンは何をやろうとしていたんでしょうね。物語中では明確に語られていないので想像するしかないけれど、私は絵本の「なまえのないかいぶつ」を世界で再現しようとしていたのではないかと考えています。
世界でヨハンがたった一人最後に残る。いや、ニナ(アンナ)と二人かな。
読んだだけで気絶するほど「なまえのないかいぶつ」に囚われているヨハンだからこそ、絵本に固執して「終わりの風景」を見ようとしていたのではないでしょうか。
ただ単に、利用しやすいクリストフと組んで「アリの行列をいじる」ことをしようとしただけとも考えられるけれど、ヨハンが子供の頃から考えていた計画がそんなものだったとは思えない。ヨハンの行動に絵本が関わってくるのは必然だと思いますが、どうでしょうか。

↑↑↑ここまでネタバレ。


と、ここまでごちゃごちゃと感想書いていますが、今回クリストフの「だめだよォ!!」の強烈なインパクトの前にはどれも霞んでしまいますね、ええ。
最初、クリストフにこの声はやや違和感がありましたが、今となってはこの台詞のために起用されたんじゃないのかなと思うくらいハマリすぎていて驚きました。
「だめだよぉ」もクセになるけれど、某ラピュタに登場するムスカの名台詞「目がぁ……目がぁぁ!」を思わせる「耳が…耳が……!!」も笑わせていただきました。
こんなに濃ゆいキャラにしてもらえてクリストフは幸せ者です。
(そうか?)


さーて次は待ちに待ったあの回ですよ! 多分感想も長くなるだろうなあ(笑)

[MONSTER]アニメ他 | 23:55:44 | コメント(0) | ▲TOP

作品別カテゴリ

読みたいジャンルの記事だけ表示されます。

ブログ内検索

複数の語句を半角スペースで区切るとand検索になります。英単語は半角で入力してください。

コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。