あれだけ真面目にキャラ語りしておいてなんですが、カプ萌え話も大好きだ!ってことでカップリング語りです。物語がシリアスな分だけほとばしる萌えがそこにはあるんです……。
なので『MONSTER』にそんなもんは認めない。という硬派な方は、避けたほうが無難かと思われます。
また、男女のノーマルカップリングから女性向けなものまで、それはもう節操なく語っているので苦手な方はご注意ください。
一応、ノーマルと女性向けは別枠で分け、念のために反転もしてあります。反転文字が読みにくいという方はユーザースタイルシートを使うといいかもしれません。
とにかくカップリング話もばっちこーい!という方のみ、「続きを読む」からどうぞ。
■ノーマルカップリング
【テンマ×ニナ】
少女漫画好きとしては外せないテンニナ。美人で周りからは高嶺の花と思われている彼女が慕うのは、二周り近くも離れている年上の男……というのがたまりません。
テンマもニナもお互いに恋愛感情を抱いているのかどうか原作では曖昧にぼかされている感があるので、余計に妄想がふくらむカップリングです。
20歳の誕生日の時、テンマと会ったニナが初めて口にした言葉が「あ…あなたが……白馬の王子様……?」だったわけですが、最終話を見てもそれは一貫して変わらなかったみたいで。
炎に包まれた大学図書館では助けてくれ、自殺を吐露した時もやさしく抱きしめてくれたテンマは、ニナにとって白馬の王子様そのものなんですよね。ああ、見事に少女マンガ。
本編ではこの二人が会うシーンって実は数えるほどしかないんですが、顔を合わせるたびに何となく見つめあっているのは気のせいでしょうか。そしてどちらも必ずと言っていいほど「君は撃つな!」「あなたは撃っちゃいけない!」と同じような台詞を口にする意気の合いっぷり。
しかしあのテンマ先生から「君が死んだら私はどうすればいい」なんて台詞を引き出した彼女は素直にスゴイ。あの言葉に恋愛感情が含まれていたかは別にしても、エヴァにだってあんなに必死で熱い言葉は言ったことないだろうし。
アニメ第67話「ただいま」の回はテンニナ好きにとっては神回ですね。原作以上の抱擁シーンにキュンとしちゃいます。キュン。音楽も抱きしめる仕草も木内さんの震える声もぜんぶ最高。
【ヨハン×ニナ】
禁断も禁断、『MONSTER』で一番ありえないカップリングかも。でも好きなんですよヨハニナ……。背徳感が漂うからこそ萌えてしまうというか。
フォルトナー夫妻を殺されヨハンに対して憎悪を抱いていたニナだけど、愛憎紙一重ともいうし、ヨハンを理解してからそういう感情が芽生えても不思議じゃないような。いや、やっぱりムチャな飛躍だとは思いますが(笑)
ヨハンのニナへの思い入れも尋常じゃないですからね。シスコンの域を軽ーく越えてる。
そのくせ「許す」って言われると目も合わせられないヨハン……。エンド後はむしろニナ×ヨハンでいくといいです。ニナが何かとヨハンをかまってあげると嬉しい。で、愛情を向けられることに不慣れなヨハンは戸惑うわけですよ。うわぁ萌える。ニナさん、どんどんヨハンたんをいじってください。
【リプスキー×ニナ】
ちょっと歪んだところのあるリプスキーさんと、彼の想いにちっとも気づかない鈍感なニナって組み合わせが実は好きだったり。だから『ANOTHER』はショックでした(笑)
リプスキーさんと同居していた時、「あの人(テンマ)にそんなことさせちゃいけない!」とニナは言っていたけれど、後にその人物がテンマだと知ったリプスキーさんがテンマに嫉妬してたらいいなぁ。お父さん(ボナ博士)のことをテンマに訊かれても最初出し惜しみしていたのは、実は敵対心を抱いていたから、とかでも面白い(笑)
【ボナパルタ×アンナ(双子の母)】
この二人は何となく、『銀英伝』のロイエンタールとエルフリーデを思い出すんですよね。いや、あの二人と違って体の関係はなかったとは思いますが。あくまで博士の片想い。
というのもアンナに特別な感情を抱いた理由に、自分に向ける憎しみの表情が母親に似ていたから、なんてこともありそうだなーと。博士も不幸な幼少時代を送ってそうですし。
【マルティン×エヴァ】
作中でいちばん切ないカップリング。二人ともいい大人なのにプラトニックな関係だったのがもうね。
酔払ったエヴァを紳士的に部屋に運んだマルティンに萌え。その時マルティンの手をぎゅっと握り締めてたエヴァとゆっくりやさしく手を離すマルティンに萌え。「ケンゾー…」と寝言を言いながら涙を流すエヴァを見て、悪魔の弟子の言葉を振り切ったマルティンに萌え。この二人の些細なやりとりにはドキドキさせられました。あー切ない。
そういえばエヴァって今で言うツンデレですよね。
単行本4巻「残された女」で、庭師が「私じゃ彼(テンマ)のかわりはできませんか?」と言えば「一度抱いたくらいでいい気になるんじゃないわよ!」と言いつつ、その後クリスマスプレゼントを持って庭師の家に向かったりと素晴らしくツンデレ。素直じゃないけど、実はかわいいところもある……テンマもそんなエヴァの良さを知ってたから付き合ってたんでしょうか。
【テンマ×エヴァ】
この二人はテンマ←エヴァという前提で好きです。
単行本6巻「エヴァの告白」でのエヴァがね、もう切ない切ない。あれだけ見つめ続けているのに先生、全然気づかないんだもん。テンマにとってはエヴァなんてもう完全に過去の人で。雨の中ずぶ濡れになって窓のテンマを見つめるエヴァとかね、さすがに気づいてやれよ先生!と思いましたよ……。ストーカーと化した彼女に気づいたら気づいたで怖くて大変なのは間違いないんですが(笑)
エヴァがテンマに振られたのは、院長の命令に背いた時の態度豹変にもあるとは思うけれど、やっぱり一番は価値観の違いでしょうね。命の平等を重視するテンマとそうじゃないエヴァはもともと相容れない二人だったのかも。
■女性向けカップリング(苦手な方は注意!)
【テンマ×ヨハン、ヨハン×テンマ】
■ここまで全部読んだ奇特な方
要はもう三人一緒ならどんな形の関係でもいいような気がしています。テンマ先生はもう一生双子に振り回されればいいんですよ。ぶっちゃけ『MONSTER』ってそんな話ですから(笑)
……しかしここまで長くなるとは思わなかった……。恐るべし萌え語り。
■関連ページ
萌え語り読ませていただきました。
先生はもう一生双子に振り回されればいいんですよ>
ほんとにそう思います。
テンニナ>
ヨハンは生まれてはじめてやきもちを妬くかもしれません。
仮にも大好きな二人が付き合いますから。
なんで、僕のほうを向いてくれよ。なんて思ったりして、
まあ、それも萌えです。
マルティン×エヴァ>
萌えとかそう言うのを抜いて惜しい二人だなと思います。
きっとエヴァも幸せになれたのに・・・。
話は変わりますが銀河英雄伝説を読んでらっしゃるんですね。
エルフリーデが出て来る回は正直言って引きました。
それではまた。
双子に一生振り回される先生……。夢ですよね~うっとり。
そしてやきもちを妬くヨハン…!
これはこれでおいしい気が(笑)! 彼が嫉妬するところなんて想像もつかないけれど、ぜひ見てみたいですね。間違いなく萌えます。
マルティン×エヴァはもう哀しすぎてやり切れないですよね……。この二人だけで充分一つの作品ができるくらいのエピソードで。幸せな二人も見たかった……。
銀英伝は以前、小説と漫画版、テレビアニメを見てまして、とくにヤン提督が好きでした。OVAは見たことがないんですが、悠里さんが引いたというエルフリーデの回、そう言われると余計に気になります(笑)
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