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あとは最後の7巻を残すのみとなり、5巻以上に衝撃的だった6巻。日本語版を読む前に、いくつかのエピソードはネットでネタバレを知ってしまっていたのですが、それでもショックを隠せない内容でした。
その1ではその内のひとつ、スネイプ先生について語りたいと思います。もーこの人はほんっとーに毎巻驚かせてくれます。見事に翻弄されてますよ自分。


↓↓↓以下はネタバレですので、大丈夫という方だけ「続きを読む」をクリックしてください。



■「闇の魔術に対する防衛術」の教授に


念願叶って「闇の魔術に対する防衛術」の教授に就任。
以前、5巻を読んだ後のスネイプ先生の考察でDADA就任の可能性を書いたけれど、6巻でさっそくDADAの教授になっていて驚きました。が、DADAの教授は1年しかもたないという例の呪いによって先生もすぐに去ることに……。先生自身はもっと長く教鞭をとりたかったんじゃないのかなあという気も。
もう先生ではなくなってしまったけれど、ルーピン先生と同じく、私の中ではスネイプ先生はスネイプ先生。これからも同じように呼び続けたいと思います。


授業風景では、1巻登場時の演説が好きだったので、今回も当然のように颯爽と披露してくれたのは嬉しかったです。スネイプ先生って意外とロマンチストですよね。就任が決まってから演説の内容をずっと考えていたんだろうなあと思うとちょっと微笑ましかったりして。


■敵か味方か


事前にネタバレを知っていたと書きましたが、スネイプ先生=Half-Blood Prince(半純血のプリンス)もそのひとつでした。とはいえ具体的な状況は知らず、先生がついにタイトルになるほど重要な存在になるんだなというくらいの認識だったので、下巻の27章~28章の展開にはもう愕然。


ダンブルドアの死も知っていたのですが、それにスネイプ先生が大きく関わっているというのも予想外でした。ヴォルデモートが唯一恐れる偉大な魔法使い、ダンブルドア。ハリーの成長と活躍を描く以上、彼がいなくなる時がいずれ来るのだろうなとは思っていましたが、まさかこんな形でおとずれるとは。


ただ私は、スネイプ先生がダンブルドアを裏切り、ヴォルデモート側に寝返った(もしくは元々ヴォル側だった)と額面どおりには受け取っていません。ダンブルドアに関しては、本当に死んでしまったと思っていますが。(あれだけ大々的に葬儀をしておいて、実は生きていたというオチはあんまりだと思うので)


ダンブルドアの最期の言葉「セブルス……頼む……」ですが、あのダンブルドアが命乞いなんてするわけがない。あの「頼む(Please)」は「今ここで殺してくれ」という合図であり、スネイプ先生はやむなくそれを実行したのだと思います。
この時、先生が浮かべていたという憎しみ・嫌悪の表情は、自分にこんなことをさせるダンブルドアへの怒り、彼を殺さなければならない状況への憤りなのではないでしょうか。


そう思う根拠は、スネイプ先生とナルシッサが交わした破れぬ誓いと、19章でハグリッドが立ち聞きしたという先生とダンブルドアの口論。


スネイプ先生は誓いを交わしたことをダンブルドアに報告したはずです。破れぬ誓いを破った者は死ぬ。ドラコも計画が失敗すれば必ずヴォルデモートに殺される。
ダンブルドアはスネイプ先生とドラコの命を守るため、その時が来たら自分を殺すように先生に言ったのだと思います。そして先生は一旦は否定したと。これが、ハグリッドが聞いた口論の真相だったのではないかと想像しています。


そもそも今回のダンブルドアはどうも死期を悟っているように思えて仕方ありません。ハリーへの個人授業も、死ぬ前に己の知るすべてのものをハリーに託そうとしているような気がします。
そしてそれはスネイプ先生に対しても同じなのではないでしょうか。命がもう長くはないと考えていたダンブルドアは、自分を殺させてまでも、スネイプ先生に何かを託したかったように思うのです。


もちろんこれは単なる想像でしかありません。けれども、ダンブルドアは作中で何度もスネイプ先生への信頼を口にしました。あのダンブルドアが確信を持って言っているのだから、私もそれを信じたいと思います。


ただ、どんな理由があるにしろ、先生がダンブルドアを殺害してしまったのは事実です。そしてもし先生が味方だとすれば尚更、ダンブルドアを自ら手にかけたことで先生が苦しむのは間違いないわけで。7巻ではそんな先生の内面も描かれることを期待しています。


■ヴォルデモートとの類似点


父親がマグル、母親が純血の魔女という点で、ヴォルデモート=トム・リドルとスネイプ先生の境遇が実は似ていたことが明らかに。「半純血のプリンス」という呼び名が、純血の血筋であるプリンス姓を強調していること、そして5巻の回想から想像して、スネイプ先生はおそらくリドルと同じように父親を憎んでいたと思います。
スネイプ先生とヴォルはお互いにこのことを知っているのでしょうか。この二人の共通点が、今後物語にどう影響するのか興味が尽きません。


■対峙するスネイプ先生とハリー


6巻で一番緊迫したシーンだったのが、逃亡するスネイプ先生と追いかけるハリーのやりとり。ハリーがスネイプ先生に攻撃呪文を仕掛ける展開にはらはらする一方で、ハリーの呪文を軽くいなす先生にちょっとときめいてしまった自分(……)。さすが先生、DADAの実戦にも長けています。


しかし、デスイーター(死喰い人)たちがハリーに危害を加えようとするのを「闇の帝王のものだから」という理由で制し、呪文を外すハリーに閉心術の必要性を説く先生は、やっぱり敵には思えません。


そんな先生もハリーに臆病者と呼ばれた途端に激昂したのは、この言葉に何かトラウマでもあるということでしょうか。憎むジェームズの息子に罵声を浴びせられたからだとしても、あの豹変具合は尋常ではなかったですし。私はジェームズかシリウス、もしくはマグルの父親に言われたことがあるのかなと思っています。


■どんなことがあってもやっぱりスネイプ先生が好き


ここまで書いたとおり、今でも「スネイプ先生はダンブルドア派」の私ですが、正直な話「もう先生が敵だろうが味方だろうがどうでもいい! 何があろうと先生についていくよ!」という気分だったりもします。もちろん先生のことを信じてはいますが、やっぱり悪役だったとしても、それはそれで魅力的なキャラには違いないわけですし。


それよりも私は7巻で先生が死ぬことのほうが怖いです……。でも今回の展開でその確率がすごーく高くなったような……。悪役と見せかけて、ハリーをかばって死ぬ展開とかだったら泣きます。間違いなく。
ああ、とにかく何があってもスネイプ先生、生き延びてください!

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[ハリー・ポッター]原作 | 18:56:36 | コメント(14) | ▲TOP
■ コメント

* どんぐりさん、お久しぶりです。
どんぐりさんが、スネイプ先生を語ってくださるのをおまちしておりました。
6巻を読んだ後は大変落ち込みましたが、今は例えどんな結末であってもスネイプ先生を好きな気持ちに変わりないと思っています。
どんぐりさんのおっしゃるようにダンブルドアの依頼での殺害だったとも思う一方で、「臆病者」と呼ばれた時の激昂ぶりから本当に裏切ったのかな、とも思います。
どちらにしても、先生はこの状況を苦しんでしると思います。小屋に閉じ込められた犬と「同じ苦しみを味わっているような顔」に先生の苦しみを見ました。
7巻でスネイプ先生が救われるような結末が待っていることを願っています。

ブログリストに入れていただいている「スネイプ先生に開心術!!」ですが、更新はしていません。新しいURLの「スネイプ先生に開心術!!(6巻)」の方で更新しています。
お知らせまで。
2006-06-10 土 23:19:37 | URL | 二尋 [ 編集]

* 二尋さん、こんにちは! スネイプ先生サイトを運営されている二尋さんから、先生語りを待っていたと言っていただき嬉しい限りです。

6巻を読んだ直後は私もショックでした。もう呆然といってもいいくらいで。だけど上で語ったように、どんな結末になろうとも、きっとスネイプ先生を好きで居続けるんだろうなという気持ちも本当なんですよね。

>ダンブルドアの依頼での殺害だったとも思う一方で、「臆病者」と呼ばれた時の激昂ぶりから本当に裏切ったのかな、とも思います。

そういう考え方もあるんですね…! 臆病者という言葉にトラウマがあるのではなく、ダンブルドアを裏切ったことに対して罪悪感を感じていたから、そこを突かれて過度に反応したと。ああ、本当に先生の行動・言動を読むのは難しいです……。

>どちらにしても、先生はこの状況を苦しんでしると思います。

本当にそうですね……。敵にしろ味方にしろ、先生が何かを背負って苦しんでいるのは確かなようです。何だか先生ばかりが貧乏くじを引いているような気が……。7巻で救われるラストになればと、私も願っています…!

ブログリストのお知らせもありがとうございます。むしろすみません! さっそく変更させていただきました。
2006-06-11 日 18:01:22 | URL | どんぐり [ 編集]

* こんにちは。どんぐりさん。未優です。
六巻語りをお待ち申し上げておりました。
すごく細かく考察なさっておられて、頷きながら自分の考えを確認しておりました。
私もどんぐりさんと同じく「臆病者」発言に過度に反応するスネイプ先生には何かトラウマのような物があるのかと思っていましたが、二尋さんの言葉からそういうとらえ方もあるのかと目からウロコが落ちました。
スネイプ先生は本当にいろいろな思いがたくさんある人。ぐるぐるとうねりのように弱さも強さも感情が混ざり合っていて。だけど、それが逆に人間らしさをかもし出していてリアルですよね。
まさか、自分がこんなにスネイプ先生が気になる日が来ようとは(苦笑)
私もどんぐりさんと同じで、たとえ悪役であってもこんなに先生の魅力を知ってしまった後ですもの。きっと、もう憎めません。七巻での彼の活躍がとても楽しみです。
しかし……そうですね。六巻での活躍を思い起こせば、ダンブルドアの時と同じくそれがそういう伏線にも見え……;;
生き延びて欲しいと切に願います;;
そして、ハリーと和解する事ができたら良いのですけど(ハリー、いまだに先生が嫌いなんですもの/苦笑)
それでは~。
2006-06-11 日 18:37:02 | URL | 綾里 未優 [ 編集]

* 未優さん、こんにちは! 6巻語り、待っていただいたようでありがとうございます~。

スネイプ先生という人は、「臆病者」に対する反応ひとつ取っても、読者によってこれだけ解釈が分かれるというのが面白いキャラクターですよね。
1巻の時から好きだったとはいえ、物語の根幹を支えるほどの重要人物になるなんて正直思っていなかったけれど、ここまで来るともう目が離せません。弱さも強さも全部ひっくるめて魅力的なスネイプ先生の選ぶ道を、最後まで見届けたいと思っています。

でも本当に、別のキャラを好きだったり、それほど気にしていなかったという読者をも無理やり引きずり込む魅力を持っていますよね、スネイプ先生は……。未優さんが苦笑するのもわかります(笑) 今だってルーピン先生のことはもちろん好きですが、まずスネイプ先生のことを語りたくなったという辺り、魔性の人ですよ先生……。

>六巻での活躍を思い起こせば、ダンブルドアの時と同じくそれがそういう伏線にも見え……;;

ああ、未優さんにもそう見えましたか……。ハリーとの関係も最悪になってしまっただけに、7巻で和解するとなると、スネイプ先生が死ぬ時以外にないんじゃないかとイヤ~な想像もしてしまいます。もうこの想像だけは絶対に裏切ってほしいですね。
2006-06-11 日 19:55:50 | URL | どんぐり [ 編集]

* 初めまして。トキメキぼーいと申します。
私もどんぐりさん同様第6巻の最後があのような結末でもセブルス・スネイプはダンブルドア側の人間だと思っています。

私も6巻を読み終えた直後はローリングさんにまんまと騙されて激しくスネイプを憎んでいましたが翌日の朝には考えを180度変えました!詳しくは自身のサイトで語っているので是非遊びに来てください。お待ちしております。
2006-06-12 月 21:05:40 | URL | トキメキぼーい [ 編集]

* トキメキぼーいさん、はじめまして!
さっそくそちらのブログ記事も読ませていただきました。
「破れぬ誓い」は、スネイプ先生自身の意志で交わしたものだと私は思っていましたが、ダンブルドアの命令だった可能性もあるんですね。そしてスネイプ先生にヴォルデモートの信頼を得させるためにダンブルドアは自らの命を犠牲にしたと。

ルーピン先生が優秀な開心術士かもしれないという記事も拝読しました。
確かに、先生がハリーの心を読んでいそうなシーンは多いですよね。先生もスパイをしているわけだし、開心術、閉心術に長けていても何らおかしくはなさそうです。あ、甘党というのは私も間違いないと思います(笑)
それでは、コメントありがとうございました。
2006-06-13 火 22:20:55 | URL | どんぐり [ 編集]

* ダンブルドアはヴォルデモートと同様にホークラックスを使っている気がする。
おそらく不死鳥のフォークスとかを使って。
それか6巻のダンブルドアが偽物。
雰囲気が違ったし頼りなかった。
2007-03-22 木 21:35:08 | URL | 名無しさん [ 編集]

* >名無しさん

そういう考え方もあるんですね。
ただホークラックスを作る条件に「殺害」があり、殺しても死なずに再び復活する不死鳥にもこれが当てはまるのかどうかは疑問が残ります。
そもそも、ダンブルドアがそこまでして生に執着するとは思えませんし……。

それでも6巻のダンブルドアがいつもと雰囲気が違ったというのはおっしゃるとおりですね。まるで別人のように思えたのは、じきに訪れるだろう死をダンブルドア自身が薄々感じていたのかなと私は思いました。
2007-03-23 金 21:33:52 | URL | どんぐり [ 編集]

* はじめまして。はじめてこういう場でコメント?を書きます。こんな感じでいいのか、わかりませんが、よろしくお願いします。ハリポタは大好きで、今の所、日本語訳は全巻読みました。私は、スネイプ先生大好きで、絶対、ハリー側の人間だと、信じています!
ダンブルドアはスネイプ先生を信じているから、
いざとなったら自分を殺すように、説得していたんだとおもいます。それをハグリッドが聞いていたんじゃないかなぁ‥
どんぐりさん?ですか、どんぐりさんは文章が
読みやすく、とても文を書くのに長けた方なのですね。長い文も、
苦じゃなく、作品の事を思い出しながら、共感しながら、よめました。
ここまで、読み込んでいるのは、すごいですね!!私も、スネイプ先生しなないでーっっっっっ!!
同じ気持ちです。もし死んでしまったら泣きます!(〒_〒)断言します!
2007-10-22 月 11:13:18 | URL | 30才主婦あいです。 [ 編集]

* >あいさん

スネイプ先生への愛のこもったコメントありがとうございます。コメントは初めてだそうで、それなのにひと月もほったらかしで本当に申し訳ありません…(ToT)
今更ですが返信させていただきます…。

スネイプ先生いいですよね! あんなに複雑で魅力あるキャラクターを生み出したローリングさんには本当に頭が上がりません。
あいさんのおっしゃる通り、ダンブルドア殺害にもきっとやむを得ない事情があったんだと思います。映画『不死鳥の騎士団』を観てもやっぱり悪人には見えないですしね。
英語を読めない身としては、スネイプ先生死なないで!と祈ることしかできないのが悲しいですが、早く7巻が読みたいです。

私の文章についてもありがとうございます。でも文を書くのに長けてるなんてとんでもない…! 文章を考えるのも構成を組み立てるのも拙くて悩みながら書いているのですが、いつも読みやすいように心掛けているのでそのお言葉が嬉しかったです(^o^)
2007-11-20 火 20:35:53 | URL | どんぐり [ 編集]

* 初めて書きます。
スネイプ先生とダンブルドアわ「例のあの人」を倒す作戦を考えていてその作戦の一貫としてダンブルドアを殺したように見せかけているのだと勝手に想像しています。
それでいつの日かダンブルドアとハリーで例のあの人を倒すのだと思う。そう願っている!!
それに今までスネイプはハリーの命を何度も救っているし敵だとは考えずらい気がする。
2007-11-26 月 20:43:31 | URL | 名無しさん [ 編集]

* >名無しさん

コメントの書き込みが11月……。ホンットに申し訳ありません! 年まで跨いでもう見ていないかもしれませんが、一応、返事です。

ダンブルドアの死もすべて嘘で、実はダンブルドアを殺したように見せかけただけ……それが本当なら嬉しいのですが、個人的にはダンブルドアが生きているとは思えません。
スネイプ先生が敵ではないというのは同感です。彼は単純な悪とか善とかの定義にはまらない気がします。

ただこうしてああだこうだと考えていても、原書ではすでに最終巻が出ているんですよね……。今年は日本語版がようやく出るので、その時を楽しみに待ちましょう。
2008-01-11 金 01:50:24 | URL | どんぐり [ 編集]

* すごい
2011-08-14 日 11:44:43 | URL | 名無しさん [ 編集]

* ありがとうございます~。
2011-08-14 日 13:42:51 | URL | どんぐり [ 編集]
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