とりあえず気になったキャラだけに絞った感想ですが、例のごとく長いです。
↓↓↓以下は映画のネタバレです。原作『不死鳥の騎士団』の内容にも触れているのでご注意ください。
【主人公トリオ】
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は今までで髪が最も短く、原作とかけ離れてしまったのが残念。それでも精悍さが感じられるので、前作の髪よりかは好きですが…。
途中何度かある、悪夢にうなされるシーンは無駄に色っぽくてドキドキしました。キスシーンもまさかあんなに長くなるとは……。チョウと並んでも、ルーナと並んでも、ほんと格好良くなったなぁとしみじみ。
DVDで吹き替え版も観たのですが、ハリー役の小野賢章君の声がまったく違和感がなくなっているのにびっくりしました。前はあんなに棒読みだったのに……今は少年らしいとても良い声だと思います。
ロン(ルパート・グリント)は今回、映画ではほとんど活躍シーンがなかったですが、シャープな顔の輪郭といい、すごく格好良く成長したなあと。昔はあんなに丸々としていたのに……年月ってスゴイ。
でもどんなに格好良くなっても役どころはやっぱりお笑い担当のようで、『炎のゴブレット』に続いてスネイプ先生にはたかれるシーンが最高でした(笑)
ハーマイオニー(エマ・ワトソン)は前作と比べたら活躍どころがなくて、あまり感想が書けないのがちょっと悲しい。今回は何につけても脇に徹していたというか、ルーナ(良い意味で)とチョウが(悪い意味で)目立っていたので……。
でも1、2作目はふわっとした可愛い女の子といった感じだったけど、もう今じゃすっかり美人さんですね。きりりとした目が素敵。グロウプとのやりとりで自転車のベルを鳴らすところは可愛かったです。
ペットのクルックシャンクスも相変わらずブサカワいくて悶絶しました。
【ルーナ・ラブグッド】
ルーナだけ個人枠にしている時点で私がどれだけこの子を気に入っているかバレバレですね。ルーナかわいいよルーナ…
イヴァナ・リンチのルーナは、登場した瞬間「あっルーナだ!」とピンと来たくらいぴったりだと思います。白っぽいブロンドの長い髪、ふわふわした不思議な雰囲気と、どれもいいんですが、何よりあの「声」がルーナなんですよね。喋っているのを聴いているだけで癒されてしまう。ルーナかわいいよルーナ…
森のシーンは着てる服も可愛かった。靴を隠されての裸足は可哀想だったけど(寒そうだし、まず痛そう)、裸足ルーナは魅力的。監督さん、よくわかってます。
このシーン、「あんた一人だけなら強敵じゃないもン」と作品の肝となることをさらりと言ってのけてるんですよね。映画は原作のトンデモ部分が減って聡明さが際立っています。ヒヒの尻で爆笑するとことか想像できない(笑)
最後の大広間前のシーンも原作同様お気に入り。シリウスを亡くしたハリーを気遣って、無言で手をつなぐルーナの仕種が可愛すぎてもう…! これはほんと映画GJと言わざるを得ません。原作でどうなろうと、やっぱりこの二人の関係が大好きです。
【ダンブルドア軍団(DA)】
5作目で重要キャラだと明かされるはずのネビル(マシュー・ルイス)は、映画では少々地味な扱いに。それでもこれまでよりはずっと出張ってるんですけどね。実は芯の強い子というところはもうちょっと出してほしかったかな。両親のことも出てきたけれど、大切な予言のことが省かれてしまったのが痛い。外見もずいぶん大きく成長して原作と離れてしまってますが、猫背気味なのはすごくネビルっぽくていいです。
次の『謎のプリンス』を読んでいる身としては気にならずにいられなかったジニー(ボニー・ライト)。この子も可愛く成長したなあ〜。ハリーを切なそうに見ているシーンが何度かありましたが、ハリー視点の小説じゃ味わえない映画ならではの演出で良かったです。(原作は唐突でしたからね…)
ファンの方には悪いと思いつつ、いまいちだったチョウ・チャン(ケイティ・リューング)。キャスティングもさることながら、原作ではマリエッタだった裏切り役が映画ではチョウに変更され、その分、割を食うことに。長いキスシーンを演じてくれたものの、その後のフォローもなく、映画化で一番残念なことになったキャラかもしれません。
たぶんカットされるだろうなあと思っていたフレッド(ジェームズ・フェルプス)とジョージ(オリバー・フェルプス)のエピソード。しっかり入っていて嬉しかったです。双子は下級生の子にも優しかったりして格好良すぎでした。
双子がホグワーツを去るシーンでさりげなくガッツポーズを見せたフリットウィック先生(ワーウィック・デイヴィス)もかわいくて良し。
さすがに映画はDAの人数が少なかったですね。レギュラーキャラ以外では、ナイジェルと呼ばれていた下級生の男の子と、こげ茶色の長髪の美少年君が気になりました。突如登場したあの美形君は誰なんだ……。
【親世代】
期待していたルーピン先生(デヴィッド・シューリス)は出番が少なくてガッカリ。
せめて「ルーピン先生!?」「久しぶりだね、ハリー」くらいのやりとりはやってほしかった……。どうしてダーズリーの家に来てくれなかったの先生……。ハリーとシリウスの抱擁の後ろで優しく微笑んでいるルーピン先生の図は良かったんですが。できればシリウスと昔を懐かしむシーンとか、駅に迎えに来たダーズリーをソフトに脅すシーンが見たかった……。
それはともかく、演じているシューリスさんは幸せ太りしちゃったんでしょうか。原作だとルーピン先生は『アズカバンの囚人』の頃よりさらにボロボロになっている設定なんですが……。と好きな分、つい文句を言ってしまう(笑) でもまた会えて嬉しいです!
ハリーを諭したりと原作よりよっぽど名付け親らしかったシリウス(ゲイリー・オールドマン)。
ハリーの前でスネイプ先生と大人げないケンカをした人とはとても思えません。まあ、今回重要な役なので、映画的にも親代わりとして印象付けたかったということなんでしょう。
暖炉シーンは前作と違ってちゃんとシリウスとわかったのでホッ。さすがにCGはない。
見送りの黒犬バージョンも可愛かったです。ハリー会いたさにって可愛いすぎるよ犬。
そして例のシーン。原作と少し変えてあるんですね。原作はほんっとーにあっけなかったので、まだこのほうが納得できるかも。
閉心術、最悪の記憶と重要シーンが目白押しのスネイプ先生(アラン・リックマン)。
が、どちらもあっさり短くてややしょぼん……。でも「Legilimens!」の声が聴けたのは嬉しい。ああ、なんていい声。
アンブリッジに腹立つことを言われロンに八つ当たりするところとか、ハリーの腕を掴んで急いで階段を降りるところとか、シリウスが捕まったとハリーから言われ何とも言えない表情をするところとか。
もうどれも良かったんですが、ひとつ残念だったのは、その1にも書いた通り、先生が閉心術の個人訓練をやめてしまった理由。
原作ではハリーがプロテゴの呪文で跳ね返した時、先生は遠まわしでも褒めてくれたのだし、映画版は無理があるような……。憂いの篩(ペンシーブ)は重要なアイテムなのだから今回も登場させるべきだったのでは?
で、最悪の記憶です。
少年セブルス(アレック・ホプキンス)が〜! ちょ、あんなに美形さんでいいんですか!? 部屋の隅で体育座りとかしてるよあの子! 怯えたように振り返ったりして、それは可憐ないじめられっ子君でした……。
反対にジェームズがイヤーなほどいじめっ子君でしたね……。あの笑い方といい、なんという悪人ヅラ……。あれがにっこり穏やかに微笑む映画ジェームズになる過程が知りたい。
あの場にはシリウスやリーマス君、ピーターもいたようなんですが、(日本語字幕ではなぜかムーディになっていたけど、ちゃんとMoonyと言っているようです)、肝心のリリーさんが見えなかったような。ネット上の写真を見る限りいるようなんですが、映像だけじゃ判別できず。あのジェームズにはっきり物申すリリーさんが見たかった。
親世代と言えば、若き日の騎士団集合写真ですよ。やっぱりみんな老けすぎ。20代は無理があるなー。それはともかくロン毛のリーマスさんが素敵でした。公開時はなぜか見つからなかったんですが、DVDで見て納得。端っこで一人だけ頭ひとつ抜け出してるせいでした(笑)
【騎士団とかデスイーターとか教師とか】
まあ、いわゆるその他の大人たちです。
まず騎士団。
トンクス(ナタリア・テナ)もやっぱり出番が少なかったんですが、グリモールド・プレイスでさりげなくつまずいてて、ちゃんとドジっ娘だったのは嬉しかったです(笑)
映画で見るのが楽しみだったキングズリー・シャックルボルト(ジョージ・ハリス)。想像と違ってたのが残念。でも原作通りに深くていい声でした。
デスイーターでインパクトがあったのは間違いなくこの人、ベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)。狂気を孕んだセクシー悪女というキャラはハリポタではめずらしいので存在感も強烈でした。目が離せない演技が凄い。
とことんムカつくキャラ、ドローレス・アンブリッジ(イメルダ・ストーントン)。それでも映画ではユーモラスに感じられたのは、徹底した演技と演出の賜物でしょう。大広間ドン引きの演説、ピンクとフリルだらけの服と部屋、猫の絵皿。原作では気味悪いキャラだったのに、実写化するとここまで面白くなるというのが面白い。
妙に出番が多かったフィルチ(デヴィッド・ブラッドリー)。そろそろとDAの後をつけるフィルチ、「必要の部屋」の見張りをしながらも居眠りをしてしまうフィルチ、しまいには双子の特製チョコに釣られるフィルチ……。今までで最も輝いているフィルチがそこにはいました。いいキャラです。
以上、キャラ感想でした。
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さて!内容が多岐にわたったので「誰から?」「どこから?」どう手をつけてコメントすれば良いのやら少々考えましたが、やはり「この人」のことは避けては通れないですよね。
それはルーナ・ラブグッド!
実は昨年の7月と8月私のサイトは映画のお陰で爆発的に訪問者数が増えたんですが「検索ワード」のダントツ・トップが「ルーナ・ラブグッド」でした。もうルーナ様様です。映画でルーナのことが大好きになったのはどんぐりさんだけじゃなかったということです。(笑)
ルーナの場合は男性のみならず同性の女性の支持を得たことが絶大な人気につながっていますよね。
ハリーの手の甲を血まみれにした憎んでも憎み切れないドローレス・アンブリッジですが視点を変えて見ると結構面白いというか、例えば小心者で実は嘘をつけない性格だったり思っていることや考えていることが顔の表情に即座に表れたりと・・・
もちろん私も差別主義バリバリの人物ですから決して好きにはなれませんが興味ある人物ではありますよ。
>「検索ワード」のダントツ・トップが「ルーナ・ラブグッド」
わーそうなんですか! ルーナの可愛さにみんなが検索しまくったと…それも爆発的に。チョウ・チャンどころかハーマイオニー以上に目立っていましたし、それだけ映画ルーナは成功ということでしょうね。つくづくルーナの可愛さは異常だと思います(笑)
>ルーナの場合は男性のみならず同性の女性の支持を得た
これって実は凄いことですよね。異性だけ、もしくは同性だけに人気っていうのは結構あることだと思うんですが、両方というのはなかなかないですよ。外見の可愛さに留まらず、自分を偽らない性格と柔らかな雰囲気、聡明な言動が性別を問わない魅力を生んでいるんでしょうね。
>アンブリッジ
視点を変えてみると面白いというのは、まさに今回の映画化で表れていましたね。実際にいたらもちろん嫌な人物ですが、映画ではいいスパイスになっていたと思います。ハリポタはどんな登場人物にも癖があるので、このキャラは映画ではどうなるんだろうという楽しみがありますね。
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