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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻
J. K. ローリング J. K. Rowling 松岡 佑子


感想がかなり遅くなってしまいましたが、やっとUPすることが
できました。
5巻は本の厚さもさることながら、かなり濃い内容でしたね。
その1ではネタバレなしの感想でいきます。

全体的に今までと比べて想像以上に重く、暗い話でした。
ストーリーはもちろんのこと、ハリーが反抗期を迎えてやたら不機嫌で
怒りっぽいので、それも5巻の暗さに反映されていましたね。
ハリーは本当に、1巻の頃のあどけなさが懐かしいくらいに初っ端から
黒くなっていましたねえ。

この5巻は、他のキャラクターもちゃんと成長しているのがよくわかって
感慨深くなりました。
巻を追うごとにハリーたちが少しずつ成長していくのを見るのもハリポタの
おもしろさのひとつですね。

これまでに登場したキャラも総出演し、残り2巻でいよいよヴォルデモート卿
との戦いに入っていくのかと予感させる5巻でした。
これまでのまとめのような位置付けの巻だったからなのか、
5巻のページ数は尋常ではないほどなんですが、ちょっと苦言を。
もっと短くできなかったのでしょうか?

伏線をあるゆるところで張っている話なので、はっきりとあの辺りを
切るべきだとは言えないのですが、それでも省くところは省けたのではないかと。
3巻くらいの厚さがちょうどいいと思うのですが、魅力的な人物が
多数いるので、気に入ったキャラのエピソードをローリングさんが
つい入れすぎてしまったのでしょうか?

日本語版に至っては上下巻に分かれていて値段があまりにも高額すぎ。
原書は1冊なのに、2冊に分けて値段も2冊分にするのはどうかと思うのですが。
売れるのは最初からわかっているのだから、もう少し安くできたのでは?

読売新聞10月1日付夕刊によると、5巻の売れ行きが思ったよりも鈍く
大量に在庫が残りそうだとありました。
これには様々な要因があるんでしょうけれど、理由の一つに値段が高すぎる
ことが挙げられるのは間違いないでしょう。

あと、日本語版についてですが、今回ルビについて「ん?」と思うことが
あったのでそれも。
4巻まではたとえば吸魂鬼にはディメンターとカタカナのルビを振っていたのに、
今回は一度だけその表示で後はほとんど吸魂鬼+きゅうこんきとなって
いました。他の言葉も同様です。
守護霊を「パトローナス」ではなくそのまま「しゅごれい」としたり。
今までの表記が好きなのでなんだかもったいないなあと。
6巻では前の表記に戻してほしいです。

他にも、ヴォルがやっぱり俺様だったり、ハーマイオニーが
「後生だから!」なんてありえない言葉を言ったり。
訳についてはもうキリがないんですが、どうしても気になってしまいますね。
ヴォルデモート卿なんて自ら”Lord”の称号をつけるくらいなんだから、
もっと品のあるイメージなんですけどね。トム・リドルのイメージでもそう。
仕方なく脳内で「私」と変換して読んでいます。「予」でもいいかも。
英語だと”I”で済むんですけどねー。


つい文句を言ってしまいましたが、私はこの5巻、嫌いではありません。
5巻では1~2巻の頃のような明るさがなくなり、恒例だったラストの
どんでん返しや爽快感もなく、終始不穏な空気を漂わせています。
主人公のハリーがずっとイライラしっぱなしなことや、
今回就任したあの先生が不気味なこともそれに拍車をかけていますね。

けれども謎だったことが少しずつ明かされ、ハリーが今まで一辺倒に
思っていた価値観が崩れ始める辺りの描写は興味深く、
「闇の魔術に対する防衛術」を通してハリーの同級生たちが寮の垣根を
越えて結束していくところなどは、6、7巻への期待を膨らませずには
いられないほどです。
7巻のラストへ布石が打たれた巻でもあり、今後が本当に楽しみです。
……怖くもありますが……。


関連記事:
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 その2(親世代について)
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 その3(キャラクター語り)

関連blog:
徒然帖。「『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』読了」
サボテン島のハリネズミ「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
The Little Bookroom「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
見もの・読みもの日記「戸惑う少年/ハリー・ポッター第5巻」
遊BROG「読み終えるまで約6時間(「ハリポタ不死鳥の騎士団」ネタばれあり)」
[ハリー・ポッター]原作 | 23:10:00 | コメント(7) | ▲TOP
■ コメント

* ネタばれ無しでこういう形で紹介していただけると助かりますね。
5巻も暗めということで個人的にちょっと期待。
訳とルビは残念。値段が高いのも残念。
3巻は借りることが出来たのでもう少ししたら読みますね。
2004-11-27 土 22:30:52 | URL | rockanddance [ 編集]

* こんにちは。トラックバック&リンクありがとうございます。
私はこの巻、嫌いじゃないです。
けどやっぱり長いですね。原書は700ページ以上ありますから。(厚さ約7センチ)映画にしたら5時間くらいになるんじゃ(^^;

日本版は紙質が良すぎるんじゃないでしょうか。
翻訳もちょっと違和感ありますね。私はアンブリッジの話し方が気になりました。もっと、気取った感じだと思ったんですけど。気取ってるくせに意地が悪いという。それがなんか粗野な感じの言葉使いをしてて、だいぶイメージ違いました。
2004-11-27 土 22:31:58 | URL | じょえる [ 編集]

* >rockanddanceさん
映画や本の感想はどうしてもネタバレが前提のものになって
しまいがちですが、「興味はあるけど情報なしでいきなり買うのはなぁ…」
という方もいると思うので、今回はネタバレなしで書いてみました。
値段は高すぎですよねぇ。熱狂的なファンなら4000円以上出しても
惜しくないというのはありますけど、ちょっと読んでみようかなという人には
辛いですよね。
おー、3巻、借りられたんですね。
感想、楽しみにしています。

>じょえるさん
コメントありがとうございますー。
私も原書のハードカバー版を1年前に購入したんですが、あの厚さに
すぐに挫折してしまいました(^^;
じょえるさんは原書を読破されたんですよね。
ローリングさんが書いた言葉そのままを読めるというのは、本当に
羨ましいです。
日本語版は紙質が良すぎるというのは確かにそうかもしれませんね。
原書ではペーパーバックは言うに及ばず、ハードカバーでも
わりとざらざらしていますし。

翻訳は原書読みの方なら尚更違和感があるでしょうね~。
キャラクターのイメージが翻訳によって変わってしまうというのは
邦訳版しか読めない身としては悲しいですね。
2004-11-27 土 22:32:48 | URL | どんぐり [ 編集]

* 遅ればせながら、お帰りなさいませ~v
トラックバックありがとうございます。
どんぐりさんのハリポタ感想を楽しみにお待ちしておりました(^^)

高額過ぎるのは確かにどうにかしてもらいたいですね~。今のハードカバーの形で買い始めたから、私はラストまでこのまま買うつもりですが、もうちょっと安けりゃもっとファン増えるだろうに……。
「俺様」はある意味笑えますよね~v 皆に恐れられてるはずのヴォルが、一気に小者化しちゃったようなイメージです。
ダメだダメだ!こんなんじゃ、すぐにハリーに負けちゃうぞ!(笑)
2004-11-27 土 22:33:58 | URL | きりは [ 編集]

* >きりはさん
こんにちは。ありがとうございます~。
ハリポタ感想、また長くなってしまったのでいくつかに分けてみました。

本は高額すぎですよねー。
どうせセット販売にするんだったらそのまま1冊でいいし、
上下巻にこだわるのならせめて分売にすればいいのにと
思ってしまいますよね。

「俺様」はもうギャグの境地ですよね…。
ばいきんまんと同レベルなんだね、ヴォルデモート…。
確かに日本語版だとハリーにあっさりやられちゃいそうな
へたれな俺様というイメージが湧いてきて、読む時は必死に
彼の本来の姿を思い浮かべるようにしています(笑)
原書ではカッコイイ悪役なのに…。
2004-11-27 土 22:34:36 | URL | どんぐり [ 編集]

* どんぐりさん、はじめまして。お邪魔します。こなふきんと申します。
えるふさんの「5巻感想ブログ」から飛んで参りました。

日本語版が高価であるのは、どうしても無視できませんよね(悲)。
UK版なんて、ハードカバーでもすぐに背表紙がバラバラになってしまうほど「チャチ」な作りですが、それで安くできるなら、そのほうがいいな。

日本語の「訳語」については、すばらしいなぁ~と思うところもあり、ん?と思うところもあり。一概になんとも言い切れませんね。英語は苦手なくせに、生意気に「私だったらこう訳したいなぁ~」なんて思うこともあります。(笑)
それから、英語ならではのネタや伏線(?)もあるようなので、その辺は訳ではキビシイですよね。
2004-11-27 土 22:35:52 | URL | こなふきん [ 編集]

* >こなふきんさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
実はこなふきんさんのblogにはちょくちょくと通っていまして、
こなふきんさんの視点ならではの「つぶやき」をいつも興味深く拝見しています。
MyblogListにも登録させていただいているのですがよろしかったでしょうか?

日本語版は紙もいいものを使っていますが、装丁自体も豪華ですよね。
だから2冊にわけた分、余計に高額になってしまうのでしょうが、
4200円ではさすがに購入を見送る人も多いでしょうし、6巻ではもう少し
安価になるといいのですけどね。

松岡さんは「百味ビーンズ」など固有名詞の訳がうまいですよね。
ただジェネレーションギャップを感じるなぁと思うこともあり、
そこが難しいところ。
ローリングさんの文章は韻を踏んだりと言葉遊びが多いそうなので
うまく日本語に訳すのも大変なんでしょうね。
2004-11-27 土 22:36:53 | URL | どんぐり [ 編集]
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