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5巻を読んでますます好きになったスネイプ先生。
巻によって印象ががらりと変わる不思議なところのある人ですが、
本当はいったいどんな人なのか?
その1では先生その人について考察してみます。
以下は5巻までを含むネタバレです。





●スネイプ先生の基本的な特徴


【セブルス・スネイプ(Severus Snape)】

痩身で、鉤鼻、土気色の顔をしている。
冷たく黒い目、肩まで伸ばしているねっとりした黒髪、
真っ黒なローブなど、黒ずくめの姿が特徴。
5巻時点で30代半ば。ハリーの父親と同期。
追記:誕生日は1月9日。

魔法薬学の教授でスリザリンの寮監。
「闇の魔術に対する防衛術」の教鞭を取ることを希望しているが、
なぜか毎年ダンブルドアに却下されている。

ホグワーツ入学時には多くの闇の魔術を習得していた。
また、閉心術にも長けている数少ない人物。

死喰い人(デスイーター)だったが、
今は騎士団員としてダンブルドア側にいる。

個性的なキャラの多いハリポタの中でも
かなり異彩を放っている設定のスネイプ先生です。


●スネイプ先生の魅力


一番好きなキャラクターは?と訊かれれば「ルーピン先生」と
答える私ですが、3巻まではスネイプ先生が一番でした。
今でもスネイプ先生が好きなキャラクターであることに
変わりはありませんけれどね。

1巻、ハリポタをまだ「世界名作劇場」のような話だとばかり思っていた頃。
ピカピカの1年生相手に魔法薬がいかに素晴らしいかを
詩のように華麗に披露し、ほとんど場違いのように登場したスネイプ先生。
先生が出ているページだけ妙に漂う空気が違い、
そんな先生にキュンとときめいたのがはじまりでした。

「賢者の石」では、悪役?と思わせておいて、実はハリーの命を救おうと
していたこと、それも憎んでいたハリーの父親に借りを返すためにしたという
複雑な人となりを見せてくれて好きなキャラクターに。

その後はジェームズに借りを返してスッキリしたように
ハリーを思う存分いびる先生ですが、決闘クラブで
ロックハート先生を吹っ飛ばしたりと格好良いシーンもありました。

が、3巻では寡黙で知的な人というイメージが崩れてしまうことに。
理性をなくし罵声を浴びせるなど今までの先生像からは信じられない
姿でした。
これも5巻を読んだ今となっては納得のいくものだったのですが。

3巻で評価が最低になったスネイプ先生ですが、
4巻ではデスイーターだったことが分かり、
ファッジを前に堂々と闇の印を見せるなど
3巻での印象をひっくり返したことで多くの読者が驚いたはず。

5巻では、両親が不仲であまり幸せとは言えない子供の頃や
同情を禁じ得ないほどの出来事があった学生時代が明かされ、
ハリーと同様初めて彼を可哀相だと思った人も多いでしょう。

巻によって与える印象がまったく異なるところが
スネイプ先生にはありますね。

スネイプという人は子供の読者には不人気で、
その理由として、ルーピン先生の正体をバラしたり、
スリザリン寮への贔屓が激しくそれ以外には理不尽な減点をしたり、
ジェームズの息子だからという理由だけでハリーを目の敵にしたり
といった陰湿で子供じみた性格、行動が挙げられます。

また、先生を語るうえで切っても切り離せないもののひとつに
ジェームズへの憎しみの感情があります。
あのペンシーブでの事件がその根底にあるのでしょうけれど、
成績優秀でありクィディッチの名プレーヤーでもある
人気者のジェームズに嫉妬や嫌悪の感情を覚えたのも確かだと
思います。
コンプレックスの塊ですよね、スネイプ先生は。

そんな彼もハリーの視点に縛られずに読めば意外と奥深い人物であることが
わかります。

5巻で印象的なエピソードの一つに閉心術の個人授業があります。
魔法薬の授業はわりとあっさりした教え方なのに、
閉心術では「立て! 立つんだ!」とその後ろに
「ジョー!!」が続きそうなほどの熱血ぶり。
ダンブルドアの命令とはいえかなり真面目に指導してくれました。

その後ハリーがペンシーブを勝手に使用したことに激怒し、
閉心術を教えることをやめてしまう先生ですが、
それでもアンブリッジに偽の真実薬を何食わぬ顔でしれっと渡したり、
アンブリッジに捕まったハリーの心をちゃんと読み取って
ハリーが見えないところで色々と動き回ったりと
やるべきことはきっちりとやっていました。
その他、3巻ではルーピン先生にわざわざ脱狼薬を持ってきて
くれたこともありましたね。

こうして行動を追っていくと、スネイプ先生の良さ、すなわち真面目で冷静沈着、
律儀であるところもわかってきます。

なぜスネイプ先生に惹かれてしまうのか。

それは、謎めいた雰囲気を漂わせながら
激情的な部分と理知的な部分、相反するものを持ち合わせ
一筋縄ではいかない人物だからなのでしょう。

そして先生の最大の魅力は、彼を支えているものが常に
「憎悪」の感情であることだと私は思っています。
憎みながらももうこの世にはいないジェームズに借りを返すために
息子のハリーを助ける、そんな矛盾にも思える行為をしたところに
スネイプ先生の魅力が詰まっていると思うのです。


関連記事:
スネイプ先生ってどんなひと? その2
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 その2(親世代について)
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 その3(キャラクター語り)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 その1(スネイプ先生語り)
『ハリー・ポッターと死の秘宝』 その1(スネイプ先生語り)

トラックバック:
憂いの篩「スネイプ先生を考える」
[ハリー・ポッター]原作 | 13:19:00 | コメント(10) | ▲TOP
■ コメント

* 確かに子供には人気が無さそうだ・・・。
しかし5作目になってもまだ謎が多い人ですからね。
なんて引き出しの多い人だ。
ラストも近いですがどういう展開になるだろう?
かなり美味しいとこ持っていく様な予感はしますが。
・一旦裏切ったようにみせかける
・ハリーをかばって死んでしまう
などと予想をしてみます。
2004-11-30 火 23:44:43 | URL | rockanddance [ 編集]

* >rockanddanceさん
今の子供が大きくなってハリポタを読み返した時、
初めてスネイプ先生の良さが理解できるようになった…
なんてこともありそうですよね。

それにしても本当に引き出しの多い人です。
6、7巻でもまた違った顔を見せてくれそうですね。
rockanddanceさんの予想、思い切りありそうですねー。
とくに「ハリーをかばって死んでしまう」
これは私も想像してました。
考察その2で書くつもりです(笑)
とにかく最後までスネイプ先生からは目が離せませんね。
2004-11-30 火 23:45:21 | URL | どんぐり [ 編集]

* 初めまして!燐と申します!
私もスネイプ先生ファンの一人です(笑)

本当に謎めいていて巻が進む毎に彼に吸い込まれていく感じです(笑)
実は私もスネイプ先生はリリーを好きだったのではと推測しています。
ジェームズのいじめに対してかばってくれたことなど、セブルス少年にとって、リリーは心惹かれる存在だったのではないかと思います。
元々ジェームズを憎んではいたけれども、その後リリーと結婚してしまい、さらに憎悪が増したのではとも思うのですが、ハリーが1年生だった時ずっと命を守っていたのは、「借り」ももちろんありますが、リリーへの想いもあったからではとも思っています(笑)

余談ですが、今後スネイプ先生の恋物語を描いて欲しいと密かに思っています。(笑)

お話したいことはたくさんありますが、今日はこの辺で。
では、また遊びに来ます!
2004-11-30 火 23:46:16 | URL | 燐 [ 編集]

* 燐さん、はじめまして。

>巻が進むごとにスネイプ先生に吸い込まれていく
まさにその通りですね。
新刊が出るたびに先生のファンが増えていってるような気がします(笑)

5巻を読むとやっぱりスネイプ先生はリリーさんを好きだったのかもと
思いがよぎりますよね。
憎んでいたジェームズに横から掻っ攫われたら、憎しみも倍増というもの。
ジェームズへの憎しみから息子ハリーに陰険な態度を取りつつも、
一方でリリーの息子でもあるハリーを守った先生の行動も
納得がいきますよね。

コメントありがとうございました。
またどうぞお越しくださいませ。
2004-11-30 火 23:46:42 | URL | どんぐり [ 編集]

* 当方からもTBを送信させていただきました。

閉心術の指導をやめた辺り、実はスネイプ先生の人間味を感じるような気がします。触れられたくない過去、ハリーもそのことは自分だけの秘密として抱えていることも興味深いことです。ハリーは一途なところがありますから、スネイプ先生はある意味対極な人物のような気がします。計算しつくして自分を演出しているような印象を受けますし、今後「素顔」が出るのかどうかも気になりますね。
2005-08-07 日 17:14:15 | URL | kmy [ 編集]

* kmyさん、こんばんは。こちらまでお越しくださり、コメントまでありがとうございます。

>閉心術の指導をやめた辺り、実はスネイプ先生の人間味を感じるような気がします。
確かにそうですね。
自分の過去、それも最も忌まわしいと思っているだろう過去をハリーに見られ激昂したところは普段の先生では絶対に見られない姿ですし、閉心術を個人的感情からやめた辺りもあまり褒められた行為ではないにしろ、弱さをさらけ出した、とても人間らしい行動です。

また、この件で先生とハリーの関係がどう変わっていくのかも実は楽しみだったりします。
この二人が対極にあるというのは、言われてみればそうかもしれませんね。そういう位置付けでハリポタを読んでみてもまた面白そうです。

>計算しつくして自分を演出しているような印象を受けます
先生の印象が巻によってころころ変わるのは、そういう面もあるからなんでしょうか。今後、彼の本心がもっと出てくることを期待したいですね。
2005-08-07 日 23:33:04 | URL | どんぐり [ 編集]

* 初めまして、管理人様。私も教授が大好きで堪らない者の一人です。
確かに教授はそういった負の面を持ち合わせており、人々に嫌がられる所が沢山あるかもしれません。しかし私は教授の欠点でさえも愛おしく思ってしまう程に彼に心底から心酔しています。まだ私は成人もしていない未熟な子供なのですが、彼を嫌いになど毛頭なれません。何故でしょう、どうしても彼に様々な魅力を見いだしてしまうのです。管理人様の彼に対する深い考察はとても興味深く、参考になりました。ではでは、御邪魔致しました。
2006-12-29 金 13:18:11 | URL | アン [ 編集]

* アンさん、はじめまして! コメントありがとうございます。
文章からアンさんのスネイプ先生への思いが直に伝わってきて、スネイプ先生という人はこういう熱いファンを生み出す魅力を確かに持っている人なんだなあと改めて実感しました。
欠点さえもいとおしい。本当にその通りですよね。6巻では重大なことを犯してしまった先生ですが、それさえも逆に惹かれる部分になってしまうようなところが彼にはあります。
深い考察と言っていただけてうれしかったです。7巻でも先生の活躍(?)が楽しみですね!
2006-12-30 土 23:46:44 | URL | どんぐり [ 編集]

* うわあ~
仲間!!!
うちもスネイプ先生に
「キュン」ときてたんですww
あのしぶさがたまらんwww
かっこよすぎる・・・
ホグワーツ先生の中では一番かっこいくて好きだと
思う((はーと))
うちはまだ12才なのに、スネイプに胸きゅんしてます☆
おかしいですかな^
2007-08-29 水 16:01:21 | URL | 美代 [ 編集]

* >美代さん

8月にコメントしていただいたのに、返事がひと月近くも遅くなってしまって申し訳ありません(ToT)

スネイプ先生にはキュンとしますよね!
大人の女性から12歳の女の子にまでキュンキュンさせるスネイプ先生って一体何者なんでしょーね☆
本当に罪深い人ですよ……。かっこよすぎるに同感です。

美代さんは映画「不死鳥の騎士団」も観ましたか?
映画での先生もドキドキものでした。
2007-09-27 木 20:23:45 | URL | どんぐり [ 編集]
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ローリングさんが、各寮の寮監はその寮の出身であると言っていたと思いますが(ちょっとうろ覚え)、すると当然スネイプはスリザリン出身ということになります。ここで気になるのは組分け帽子の歌。「君の頭に隠れたものを組分け帽子はお見通し」(1巻7章p.175)と言い、本人 2005-05-14 Sat 01:18:29 | スネイプ先生に開心術!!

 スネイプ先生のこと、5巻を読んだ後から少しだけイメージが変わりました。スネイプ先生と取り巻く人々の人間関係は複雑で微妙な感じを抱きます。3巻で感じ取れる学生時代の出来事(暴れ柳と叫びの屋敷のエピソード)、4巻で明らかになるシリウスから聞いた学生時代の話. 2005-08-07 Sun 16:57:05 | 憂いの篩 

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