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第33話「子どもの情景」

前半は、ヨハンの影響を受けどこかゆがんでしまった子供たちの話。
ヨハンから教わった恐ろしい遊びを無邪気に実行する子供の描写から、
ヨハンの中にある子供らしい残酷さといったものも浮き彫りにされていました。

それにしてもディーターを連れ出した(?)子供の怖いこと。
ヨハンと接することによって子供でも狂気を帯びた表情をするように
なってしまうところに、ヨハンの能力の恐ろしさが見えてきます。

そんな子供の異常さを打ち消すかのようなディーターの悲痛な叫び。
虐待を受け、希望なんて知らなかったディーターも
もしかしたら目の前にいる子供のようになっていたかもしれない。
でもテンマが明日はいい日だって教えてくれた。
テンマをはじめ大好きな人たちに会えなくなるから死ぬのは怖いと
懸命に訴えるディーターに心打たれました。

テンマに救われたディーターと、テンマに殺されようとしているヨハン。
この二人の対比と行方もこの物語の根幹にあるのでしょう。


後半、大学図書館でとある絵本を読んだヨハンはショックを受けて卒倒する。
このシーン、アニメでも巧く描写していたと思います。
普段の静かで綺麗な彼と、この時の彼と。
体を震わせ、見開いた目には涙を浮かべ、奇声を発する。
いつものヨハンとの落差が激しい分、彼の持ついびつさが際立っていました。


今回から変更になったED。
なんとピアニストのフジ子・ヘミングが歌っています。
しょ、正直違う人に歌ってほしかったなー…なんて……
曲そのものはゆったりしつつも哀愁漂う綺麗な歌なので
もったいないと思っちゃいました……。



第34話「闇の果て」

ヨハンの周辺で変死した人間を挙げ連ねながら彼を脅迫する娼婦を、
用意周到に始末するヨハン。
リヒァルトさんの時と同様、邪魔になった者は容赦なく殺すヨハンの
冷血さがこのエピソードでも伺えました。

部屋の奥にいた娼婦の「愛人」が銃口を娼婦の頭に突きつけてから
しばらくの「間」が怖い。
部屋を離れ、ゆっくりと歩いていくヨハンの背後に聞こえる銃声の音――
原作に忠実かつ引きこまれる演出でした。

暗い階段に座っている女から風船をもらい、ヤク中の女に金を渡すヨハンの
行動はどんな意味があるのだろうか。
赤いヒンデンブルクに「無駄だよ。僕はもういない人間なんだから」と
言いつつもあえて痕跡を残しているようにも見える彼の行動を
読み取るのは難しい。


後半は、その娼婦が殺された現場に駆けつけた闇医者のところへ
テンマが訪ねに行ったところから。
闇医者のベトナム人の女の子がかわいい。
声は祥瓊(十二国記)の人なんですね。
目玉の親父の人もちょこっと出ていました。
ベテラン声優をほんのチョイ役でも使ってしまうのがこのアニメの
すごいところです。

今回の「闇の果て」は前半がサスペンスだったのに対し、
後半は「ぺトラとシューマン」「フライハムへの旅」のような、
行く先々で出会う人々とテンマの触れ合いがじんとくる「いい話」でした。
MONSTERのこういうエピソードがすごく好きです。
どんなに闇の中に沈み込んでしまいそうでも、
変わらず人々に光を射していく存在のテンマがいいですね。

↓ちょっと原作最終巻ネタバレ。
こういうタイプのエピソードは一見本筋とは関係ないように見えます。
けれど、誰からも愛されるテンマの人となりを丹念に描くことによって
最終巻での彼の選択が生きてくるんですよね。
そういう意味でも必要不可欠なエピソードなのでしょう。
[MONSTER]アニメ他 | 20:34:46 | コメント(0) | ▲TOP
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