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ついに終わったプラネテス。
泣き、笑い、自分自身と戦う懸命な姿を見せてくれたキャラクターたちの
後日談にあたたかい気持ちになった最終回でした。
人間の内面を深くえぐり、夢と愛というテーマを真摯に描いたこの作品に
ふさわしい大団円だったと思います。

最終話ということで以下はネタバレなのでご注意ください。


まずはハチマキとチェンシンの仲直り。
とその時、ちょうど家のブレーカーが落ちたせいで
このシーンだけ観られませんでした
……_| ̄|○
なので二人の間にどんなやりとりがあったのかは不明。
和解できてよかったね、ぐらいしか書けません(笑)

10年の服役となったクレア。
彼女によって語られる、テロに加担するまでの心境と月での出来事。
あの時クレアは何もかもわかっていたんですね。
タナベがクレアの酸素ボンベに手を出そうとしていたことも
それでも思いとどまってタナベらしく「愛」を貫こうとしたことも。
あまりの壮絶な状況にいっそのこと死を選ぼうとしたクレアも、
シャトルバスを偶然目にしてタナベを助けずにはいられなかったことが
明かされました。
タナベがクレアの命に手をかけることができなかったように、
クレアもタナベを見殺しにすることができなかったわけです。
自分自身の本心を冷静に見つめ、先進国の書物をエルタニカ語に翻訳するという
夢を穏やかに語ったクレア。
今までずっと張りつめた顔をしていた彼女も「つながり」を感じることが
できたおかげで変わることができたのでしょう。
前回「偶然」のエピソードが多くて辟易したと書きました。
けれどこのクレアの告白から、作り手側は「偶然」を多用することによって、
「つながり」が人知には計り知れないことだと強調しようとしたのではないかと
思うようになりました。

最終話では、クレアのようにほとんどのキャラが本人なりの決着を
つけているのですが、一人だけ曖昧な立場の人物がいます。
そう、ハキムです。
前回ハキムがあんな死に方で終わったことに残念と書きましたが
最後にノノちゃんとの会話シーンが用意されていたとは思いもよらず。
あの爆発をどうやって生き延び、
今はどうしているのか謎もありますが……。

このノノちゃんとハキムのシーンが最終話で一番心に残ったシーンでした。
ルナリアンという特殊な生まれでも明るくいつも前向きなノノ。
先進国という強者に対して憎しみの感情を持つテロリストのハキム。
考え方も生き方も、どこまでも対照的な二人が偶然出会い、
ほんの少しだけ言葉を交わすこの奇妙さ、不思議なつながり。

月からは地球の国境を見ることはできない。
異なる見方をすれば受け取り方もまた変わる。
当たり前のことだけれど、国というものに執着して生きてきたハキムにとっては
初めて気づいたことなのかもしれない。
無垢なノノちゃんと接し、狂気を帯びた表情を少しだけ静めたハキムは
「それでも私は……」と呟きながら闇の中へ……。
プラネテスにおいてハキムというキャラは闇そのものの象徴なのかもしれません。
彼はこれからもテロリストとして暗闇の中で生きていく覚悟なのでしょうか。
月と地球、光と闇を巧く描写して、全体的に明るい最終話の中でも
暗い影を落としているこの場面は忘れられないものになりそうです。

主要キャラクターだけでなく、脇を固める重要キャラから
ちょっとしたゲストキャラまで小さなエピソードが
たくさん用意されていた最終話。

中でも目立ったのは、とうとうテクノーラ社に反旗を翻したドルフでしょう。
「確かに比べ物になりませんね。――飼い犬と一匹狼のどちらがいいかなんて」
か、格好良すぎますよ、ドルフさん。
ロックスミスとはすでに話もついているし、手際のよさにほれぼれです。
エーデルは念願叶って正社員に。地道な頑張りが報われました。
リュシーはコリンと結婚。めでたく玉の輿です。
リュシーの言葉通り、コリンはあのテロ事件以来ほんとーにメロメロみたいで。
しかしまさか玉の輿に乗れるなんて最初の頃は思ってもみなかったのに。
玉の輿もすごいけれど、一番すごいのはちゃんと「愛」を手に入れたことかも。
リュシーさん、あなどれません。
定年退職しなかった課長は髪が………でもやっぱり……というしか(笑)

そしてハチマキとタナベ。

ハチマキは「人はみんなつながっている」と確信を得てから
かなり穏やかになったようで、ゴローさんに「パパ」と茶化して言ったり
心の余裕が見えます。
何よりもタナベに対する態度や声が本当に優しくて
初期の頃と比べてずいぶん変わったなぁと驚くことしきり。

タナベは前回見た時は心配しましたが、
一生懸命リハビリを頑張った結果、何とか歩けるぐらいまでに回復しました。
髪もその間に伸び、もとの長さに。
さらに月での経験から愛には色々あると思うようになったタナベ。
以前はやや固執した考えを持ち、肩肘張ったような印象もありましたが、
今は何だか大きく感じられます。

そんな二人が宇宙で交わした彼ららしいプロポーズ。
しりとりで「け」ばかり言わせるタナベがかわいい。
数回前まではこんな風にやりとりする彼らが想像できなかったけれど、
この二人なら7年離れていてもきっと大丈夫。

プロポーズの後に流れるHitomiの「PLANETES」が綺麗な声で印象的。
この曲は第24話の「愛」で、タナベが愛に絶望するシーンでもかかって
いました。
この曲によって彼女の苦しみがより切なく伝わってくるようでしたが、
様々な思いを抱きながら生きているキャラたちを優しく包むかのように流れた
今回の使い方も不思議な調和が生まれていてよかったです。

タナベ(じゃないけど)は結婚後、星野家で暮らすことになったようで、
旦那が留守なのに思い切った選択だと思いましたが、
赤ちゃんもできたことだし、タナベの性格ならハルコさんとも九太郎君とも
うまくやっていけるでしょう。

              ***

毎回、ハチマキやタナベたちに一喜一憂しながら観ていたプラネテス。
それももう終わりだと思うと感慨深いやら寂しいやら。
この素晴らしい作品を作ってくれたスタッフに心から拍手を送りたいです。


関連記事:
[エンタメ]アニメ・漫画 | 22:26:35 | コメント(2) | ▲TOP
■ コメント

* プラネテスの感想、読ましてもらいました!
私も管理人さんと同じく、感動しましたよ^^*
DVDも集めるくらいですw この記事を読ましてもらい、よりプラネテスが良い作品であることを教えられました。
プラネテス最高!(笑)
2006-04-27 木 01:32:02 | URL | 通りすがりさん [ 編集]

* 通りすがりさん、こんにちは。記事を読んでいただき、コメントまでありがとうございます。
プラネテスは最後まで完成度の高いアニメでしたね。キャラも話もほんとに丁寧で。最後に流れたHitomiの歌は今でもじーんとします。
おお、DVDまで集められたんですね!

>プラネテス最高! 
同感です。プラネテス最高!(笑)
2006-04-27 木 22:42:24 | URL | どんぐり [ 編集]
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