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監督 ピーター・ジャクソン
原作 J・R・R・トールキン
制作 ピーター・ジャクソン、バリー・M・オズボーン、フラン・ウォルシュ
脚本 ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン
出演 イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)、イアン・マッケラン(ガンダルフ)、ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)、ショーン・アスティン(サム)、ビリー・ボイド(ピピン)、ドミニク・モナハン(メリー)、オーランド・ブルーム(レゴラス)、ジョン・リス=デイヴィス(ギムリ)、リヴ・タイラー (アルウェン)、ケイト・ブランシェット(ガラドリエル)、ヒューゴ・ウィービング (エルロンド)、バーナード・ヒル(セオデン)、ミランダ・オットー(エオウィン)、デヴィッド・ウェナム/ウェンハム(ファラミア)、カール・アーバン(エオメル)、ジョン・ノーブル(デネソール)、アンディ・サーキス(ゴラム/スメアゴル)、イアン・ホルム(ビルボ)、ショーン・ビーン(ボロミア)

DVD「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(LotR/RotK) 
スペシャル・エクステンデッド・エディション(SEE)」が発売されてから
もう数週間が経ちますが、まだ本編の記事すら書いてないので
劇場版の感想を先に。SEEの感想はまた今度にします。

まずは私がこの作品にハマった経緯などを。
もともとRPGが好きな私は、ドラクエやFFといったゲームが
トールキンの「指輪物語」をオマージュして作られたのだと知っていました。
ゲームだけでなく、今あるファンタジーものの多くが「指輪物語」を
原点としているのでしょう。
ただ、たとえばドラクエ4で登場する「ホビット」が、
その指輪物語からの由来で、どんな特徴を持った種族かといったことは
知りませんでしたが。
そんなわけで指輪物語にも興味はあったのですが、
何せ3部作とかなりの長編なので読むのを躊躇していたわけですね。
そんなところにこの映画化。
当然観ようと思ったのですが、「原作から読んでおいたほうがいいんじゃないか」
というガンコな思いに囚われてしまい、それでも原作には手をつけられずにいたまま、
結局1作目も2作目も観逃すことに。

が、原作読んでからなんて言ってたらいつまで経っても観られないと気づき、
去年(2004年)の2月にテレビで放送された1作目(FotR)を鑑賞。
そこから吹っ切れたように、2作目「二つの塔」(TTT)をレンタルし、
ブックオフで原作の文庫本を購入して見事にLotRの魅力にハマってしまったのでした。
(ちなみに原作は映画RotKの後に読みました)
2作目まで映画館で観なかったことを悔やむかのように
RotKは映画館まで何度も足を運んだのもいい思い出です。


それでは本題です。まずはネタバレなしの感想。

●「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の魅力

3部作最後の作品、RotK。
私にとっては他の1、2作目よりもずっと思い入れが強い映画です。
それは映画館で観たのが「ロード・オブ・ザ・リング(LotR)」では
この3作目だけというのもあるのでしょう。
大きなスクリーンで重低音の効いた大音響の映画館で観るのと、
小さな画面でしょぼしょぼな音の家のテレビとではまったく印象が変わりますからね。
けれどRotKの良さは決してそれだけではないと思います。

まずこのシリーズが素晴らしいのは、映画では難しいファンタジーの世界を
リアルに実写化してみせたところです。
CGやビガチュア(巨大なミニチュア)、遠近法のトリックなど
最先端の技術と知恵を総動員し、原作の世界を手を抜かずに再現した
ピーター・ジャクソン監督の手腕には舌を巻きます。
そうして生み出された観る者を圧倒する映像の数々。
俳優陣の真に迫った演技によって実在するかのような生きたキャラクターたち。
映画史に残る超大作との評価に恥じない徹底した作りに、
CG技術だけ、役者の力量だけなど、どれか一方に偏ることなくいい映画を作ろうとする
監督、スタッフ、キャストなど制作に携わった方たちの情熱と誇りが伝わってきます。

RotKはこうしたすべての技術と環境を生かしたうえで、
3部作の完結編として1、2作目の物語の流れを一気に解放し、
より壮大で劇的なストーリーを前面に押し出したところに比類ない魅力が
あるのだと思います。


以下は劇場版のネタバレなので未見の方はご注意ください。


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●ホビットについて

この映画ではたくさんのキャラクターが登場しますが、
中でも面白いのはホビットの存在。
食べることとおしゃべりが大好きで、いたって平和でのんきな種族の
フロド、サム、メリー、ピピン。
そんな彼らも指輪をめぐる争いに巻き込まれ、物語の中で必死に生きていく
姿を見せてくれます。

心身ともに指輪の魔力に侵され傷つきながらも暗く険しい旅を続けるフロド。
そんなフロドに忠実に仕え、どんなに苦しい時でも彼をそばで支えるサム。
いつも一緒にいた仲良しのメリーとピピンは3作目では離れ離れになり、
メリーはローハン軍に従軍、ピピンはゴンドールの執政デネソールに奉公することに。
1作目は頼りなかった二人も、黒門前では勇敢な戦士として戦います。

苦しんでも諦めず、小さくても大きな勇気を見せてくれたホビットたちを
話の軸に置いたからこそ、この物語は素晴らしいのでしょう。
この映画の主題は、サブタイトルが「王の帰還」であっても
アラゴルンが王になる過程などではなく、ホビットたちの旅そのもの。
ホビットたちが戴冠式で跪かれるシーンはその象徴なのだと思います。
ただ主人公のフロドに関しては3部作すべてに渡って脚本が拙く感じられ、
彼の苦悩や原作での凛々しさをきちんと描けていなかったことが残念。
と言いつつ、それでも私はイライジャ演じるフロドは間違いなく主人公だと
言い張りますが。


●「血湧き肉躍る」戦闘シーン

私にとってこの映画の最大の魅力は兎にも角にもその戦闘シーン。
執拗で大胆なカメラワークによる勇壮かつ残酷な映像が
この物語をさらに盛り上げているのは疑いようもありません。
RotKの戦闘シーンもTTTのヘルム峡谷での戦いと同じだから
つまらないという意見もあるようですが、私はそうは思わない。
ミナス・ティリスでの激しい攻防、巨大投石器の迫力の応酬。
そして縦横無尽に人間を蹴散らしていく“じゅう”(オリファント)の恐ろしさ。
画面いっぱいに広がるダイナミックな映像はTTT以上だと確信しています。

一番好きなシーンはペレンノール野に集結したローハン軍が攻めこむシーン。
ミナス・ティリスの城塞はすでに陥落寸前、
そんな中でペレンノール野に響き渡る頼もしい角笛の音。
これぞ王!と言いたくなるようなセオデン王の鼓舞と「Death!」の鬨の声には
何度観てもゾクゾクしてしまう。
そしてオークの大軍へ突撃する時に再度吹かれる重厚で美しい角笛の音と
絶妙のタイミングでかかるローハンのテーマ。
あまりのロヒアリムの格好良さにしびれてしまいました。
2作目では少々頼りなかったローハンも名誉挽回です。ローハン万歳。


●音楽について

いい映画は音楽もいい。
サントラを買い、コンサートに行ってしまったほど、
この映画の音楽が好きです。
荘厳なミナス・ティリス、次から次へとつながる見事な烽火、
フロドとサムがついに辿り着いた滅びの山、相変わらず温かいホビット庄……。
どのシーンも音楽が映像を生かし、見事な臨場感でした。

その中でもとくに映像と音楽がうまく合い、より心に残ったシーンを。
ひとつは先ほど挙げたローハンのテーマ。
あそこでこの曲を流すなんてほとんど反則です。

ふたつめはデネソールの前で独唱するピピンの歌。
ビリー・ボイドの声があんなに綺麗なことに驚きました。
ファラミア率いる部隊が死を覚悟した特攻シーンと狂気のデネソールを
交互に映し、哀しく情感ある歌と馬の駆ける音が相まって、
非常に印象深いシーンになっていました。

みっつめは本編ではないのですが、エンディングのスタッフロールで流れる
アニー・レノックスの「Into the West」。
最初はささやくようにやわらかく、サビでは思いを込めて力強く。
西へ旅立つフロドをやさしく抱きしめるような歌詞も切ない。
感動のラストを飾るにふさわしいこの曲と一緒に、
登場人物たちのスケッチがスタッフロールに現われます。
フロドから始まって次々と登場する愛すべきキャラクターたちを見て
泣きそうになりました。
ファラミアの表情がやさしく微笑んでいたことと(本来はこういう人なんですよね)
最後にちゃんとボロミアもいたことが嬉しかったです。
このエンディングによって、「ロード・オブ・ザ・リング」という作品すべてが
終わったんだと実感。
映画の余韻に気持ちよく浸れるいいエンディングでした。

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不満も色々とあります。フロドとかフロドとかフロドとか。
けれどそれすら吹き飛ばすくらい勢いのあるこの映画を作ったピーター・ジャクソン監督、
すべてのスタッフ、キャスト陣に心からの賛辞を送りたいと思います。
本当に素晴らしい映画でした。
これからも何度も何度もDVDで観るつもりですが、
この映画は映画館で観るべき映画なのが嬉しくもあり、哀しくあり。
2月26日からのSEEの上映が最後の上映となってしまうのでしょうか。

ずっと映画館で観続けたい。
RotKはそんな映画です。


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[エンタメ]ロード・オブ・ザ・リング | 23:19:21 | コメント(0) | ▲TOP
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好き度:★★★★★★★★☆☆主演はイライジャ・ウッド、共演にはイアン・マッケラン、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ケイト・ブランシェット。アカデミー作品賞受賞作品。前回 2005-03-15 Tue 04:06:11 | 嗚呼 Every day of a MOVIE

Lotr 王の帰還を見てしまいました。最近原作読み返したこともあり、もう一回映像で見たい気持ちが湧いてきましたので。いつかのblogでも書きましたが、私はローハン好きなのでペレンノールの合戦は最高に燃えました。セオデン王万歳! ウエスツ セオデン ハル!!救援に 2005-05-16 Mon 01:33:55 | 諸行無常

今作のCGの迫力と繊細さは前作にもまして美しいです。 悲しみと壮絶さが込められた迫力あるアクションシーンは、間違いなく前2作以上だと思います。 そして、今作での最大の見所の一つはサムだと思います。 指輪の魔力に蝕まれるフロドを、いつも献身的に支え続けるサ 2005-11-05 Sat 18:41:18 | シアフレ.blog

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